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World Cup Super Final 2022 10日目

10日目のこの日も快晴。前日と同じようなコンディションで上空の風は弱いが、3000mあたりに強い逆転層があり、上昇率もそう良くはないとのこと。でもコンバージェンスラインはそこかしこにできるし、どのエリアでも上昇は期待できるとのことで、102.6キロタスクが組まれました。4000m超えの火山の方に行くタスク、3000m以上上がっても地面はすぐそこです。確か過去に降りたことがあって、高山病になったような・・・慎重に行こうと決めました。

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2009年にW杯の年間勝者を決める方式がスーパーファイナル制になりました。その年に出場していて今回もこの大会に出ている選手を集めて記念撮影です。(聖子ちゃんは肩の痛み(怪我ではありません)でお休みでした)私はこの初代女子チャンピオーんです!えっへん!私を含めみんなお年を召してるので、前段の屈む姿勢は膝が痛いからいやだ、とか言って前に来ようとしない選手多数でした。年が経つのは早いですねー。

さてレース。この日のスタートはスタートの4キロくらい離れた地点から、スタート時間にピッタリ合うように一斉にスタート。もう120機が一直線に進む様は壮観でした。でもぉ、最初のサーマルは案の定大混乱。先に行こうとする人、回そうとする人でぐっちゃぐちゃです。左回り右回りは、ブリーフィングで最初に回した人の旋回方向に合わせろ!(常識ですよね)と口を酸っぱくして言っていたので、その混乱はなかったですが、それだとしても私には無理。人を避けて右往左往しているうちに徐々に遅れ始めました。得意?の後ろで高く上げて追尾するパターンに切り替えました。その後、高山に行く途中の大して上がらない岩盤リッジも大混雑している模様、危ない危ない無理無理、と思い、突っ込まずに手前で高く上げて安全策で進みました。何度かグループから溢れて降りそうになりましたが、なんとか上げ直して最後のスピードセクションへ。もう日が傾き始めていて周りには数人しかいませんでしたが、フランス人の超上手なパイロットのピエールレミさんに導かれてなんとかゴールにたどり着きましたぁ。良かった。

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久しぶりの湖畔ランディングです。
テクオフ前、フライト中の選手の無変調が入っていて、バリオの音とかうるさかったので無線のボリュームを絞ってました。小さくしすぎていたようで今日は無線がやけに静かだな、なんて思ってたら、この日は4件くらいレスキューがあったそうで、かなり無線のやりとりがあったそうです。自分が飛んだルートというか高さは、落ちるようなコンディションではなかったんですが、低く突っ込んだりリーサイドの岩盤で密集したりの場所ではかなり危険だったそうです。安全策で大正解でした。

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メンズがゴール写真撮ってくれました。ありがとう!

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やれやれ100キロ飛んで疲れたー、早く装備おろしたーい、と思ってるのに大会カメラマンが、フル装備の写真が撮りたいのでそのままで、と寄ってきました。うううー、まじか。。。しょうがありません、サービスしなくちゃですね。

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マリンちゃんのお話ばかりでしたが、おにゅうENZO3ちゃんやばいです。めちゃ飛びます。縫い込みロゴ入りのグライダーはよく飛ぶ、という都市伝説は真実かもしれません。バラストたくさん持てないのでやや軽めの97キロで飛んでるんですが、M族にも引けを取らない感じです。うーん素敵!

素直に上位を喜べない成績はこちらから

リタイヤする女子選手多数。あと1日、安全最優先で頑張ります!
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平木啓子

☆フィールドプロ 
 アウトドア事業部 所属
☆パラグライダー選手として
 世界各地の大会で奮戦中
☆2009年、2013年 
 ワールドカップ
 女子世界チャンピオン
☆北海道出身
☆茨城県在住