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平木啓子の奮戦記

大会の様子やイベント事など、平木啓子とパラグライダーにまつわるお話を更新予定!

World Cup Super Final 2022 5日目

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5日目も風があまり強くなく良いコンデションとのことで94キロタスクが組まれました。この日のスタートも荒れあれのホットスポットから離れた場所。テイクオフしてから13キロくらいあるので、最初はホットスポットであげなくちゃいけないんだけど上げ切ったらもうそこを離れられるので安心して待つことができます。ということでこの日もまずまずの位置でスタートを切ることができました。
レース序盤は、最初いい位置にいたんだけど、集団が全然バラけずずーっと苦手な大集団ガーグリングが続き、うううーと避けたりなんだりしててだんだん遅れ気味に。やや後ろからの追走となりました。と、先頭集団が二手、三手に枝分かれし始めました。私はホットスポットを選んだ、一番左手コースを選択。雲が張り出して上がりが悪くなると、ホットスポットはいい働きをしてくれるのです。これが大当たりで、たくさんのグライダーがスタックしているところをスイスイ進めました。

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オーバキャストで日射の無くなった湖の東のパートはものすごく苦しみましたが、グループで助け合いながらコネコネ回り凌ぎました。やがて薄日が射してきて上昇もよくなって、きたきたキター!無事ゴールに着くことができたのでした!いつも先にゴールしたグライダーが50機以上湖畔のランディングにいるのに、この日は10機くらいしかいません。うーん嬉しいです。
でも・・・反省点もてんこ盛りです。ES前、グループの中では一番高く先に雲についたので、最初にスタート。多分大丈夫とは思ってたけど、その前が激シブだったので、つい不安でアクセルを1段目しか踏んでませんでした。当然、後ろから何機にも抜かされ、それを見てようやくフルアクセル開始。しかし時すでに遅く追いつけず。抜いて行った中に女子が含まれていたようで、この日の女子トップを逃してしまいました。うー残念。その後の湖畔ランディングは、観光タンデム機と同時侵入になってしまい、早く降ろそうと思って振ったところ最後にスピードを殺しきれず痛恨のヒップランディング。。。まりんちゃんになって初めてです。。。先にゴールしていたマリンちゃんのコンセプターのリュック様が駆け寄ってきてくれたので、「私のお尻は大丈夫?(ハーネスのことです)」と聞いたところ、見てくれて「OK!」といってくれたので一安心したのでした。タンデムの後ろに入るべきでした。反省しかりです。

赤丸急上昇した成績はこちらから!

こんなボーナスDAYはそうはないので、これからも安全に攻めて行きたいと思います!

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2022/12/13(火) 08:50:48 | |   [編集]

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プロフィール

平木啓子

Author:平木啓子
☆スカイ朝霧パラグライダー
 スクールインストラクター
☆パラグライダー選手として
 世界各地の大会で奮戦中
☆2009年、2013年 
 ワールドカップ
 女子世界チャンピオン
☆北海道出身
☆静岡県在住

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