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平木啓子の奮戦記

大会の様子やイベント事など、平木啓子とパラグライダーにまつわるお話を更新予定!

ワールドカップ マケドニア 2日目

2日目はとってもいい予報。雲底高度は3000mを超え、風向きは地表は東南東、上空にいくに連れて北東に変わるが、山も平野も弱いとのこと。ということで、最初は山をズバーっと進んで南下、次に北東のポイントを取って、最後クルシェボの麓の公式LDに向かう91キロタスクとなりました。

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さてこの日のスタートもまずまず。大分スタートが上手になってきました(^^)。山ズバコースは、初めてだったのでドキドキでしたが、山容は日本の山みたいな感じでほっこりしており、木もたくさん生えていて全然怖くありませんでした。そして3000mも上がるような凶悪な激しいサーマルかと思いきや中々上がらなーい。あまり強くないサーマルをパスしたり上げたり、オタオタしながら進みました。まあそれでも、I埼くんが目の前で大潰れしたり、自分も小潰れしたりでそれなりではあったようです。
その山のポイントを取って折り返した頃は、やや遅れ気味、前のフライマスターオープンで降りてしまったあたりで他機より低くなり弱気になりかけたんですが、前を低く進んでいたグライダーがコンバージェンスのスーパーラインを示してくれて、それに乗っかって一気にトップ集団に追いつくことができたのでした。超ラッキー!
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最後のポイントを取っていよいよゴールへ。トップ集団たちは低く低く突っ込んでいきます。私はやや後方で高めで追従。様子見しながらなのでアクセルも2/3くらい。いくら何でもそれは低く行きすぎじゃないの?と思いながら彼らが突っ切ったサーマルでお茶を濁しながらフガフガ追従、大量のグライダーが低く進んでいきます。このままじゃ50〜60番手くらいかな、まあ上出来だね、なんて思いながら進んでいたら、低すぎのグライダーたちがどんどん討死して行きました。あららー。ゴールに到達できたグライダーたちもアクセルガンぶみはできていなかったようで、トップとそう時間差もなく、そしてラッキー上位でゴールできたのでした!討死の中には日本人3人含まれていました。トップゴール勝負をしてたらしいです。

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この日はちょっと後ろだったので、スイッチが入らず無難にゴールを決めたK林くんとパチリ。

ラッキー上位な成績はこちらから!

この調子で頑張りたいと思います!
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プロフィール

平木啓子

Author:平木啓子
☆スカイ朝霧パラグライダー
 スクールインストラクター
☆パラグライダー選手として
 世界各地の大会で奮戦中
☆2009年、2013年 
 ワールドカップ
 女子世界チャンピオン
☆北海道出身
☆静岡県在住

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