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第17回世界選手権 in アルゼンチン 3日目

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大会3日目は、快晴です。何日か前の予報では、午後からの雷雨となっていましたがそれは夕方遅くに変わり、風もそれほど強くないだろうということで、69キロのタスクが組まれました。

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この大会は、前日にプロビジョナルタスクがWhatsApp(日本のLINEのようなもの)に送られてきて、それを当日のコンディションに合わせて多少アレンジする、というスタイルが取られていて、GPSへのタスク入力がとっても楽です。朝霧の大会みたいに、なるべく早くゲートを開けたい大会にはこの方式はいいかもですね。全員がLINEしてる訳じゃないだろうからJHFの大会お知らせ等にUPするように出来たらいいですねー。
写真は韓国チームの作戦会議。覗いていたら、何を話し合ってるか教えてくれました。韓国チームはとっても優しいです。国同士も仲良くなれたらいいのにね。

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さてフライト。テイクオフの風はそんなに悪くなかったのですが、飛び出した瞬間にグライダーがグニャングニャン。落ちるかと思いました。東向きのテイクオフで南側に張り出した尾根があり、南風の巻き込みでテイクオフするので、南風が強い日は要注意です。あれ?今日は風はそんなに強くない予報だったような・・・スタートまでの時間テイクオフ上空で待っていたら、失敗してかなり下の方の木に引っかかってるグライダーがいました。自分は無事で良かった。後で聞いたら、それ以外にも何機か引っかかったそうです。テイクオフは早いほうがいいみたい。でも1時間以上、上空で待機するのはかなりストレスです。雲底がテイクオフ+150mで、スタートシリンダーまでは1km。その狭い範囲に150機がひしめき合うのであっち見たりこっち見たり、やたら大声を出して威嚇する人がいてビクーってなったり。雲に入りそうになったら前に出して、低くなったら山に戻ってきてあげ直して、を繰り返しているうちにスタートとなりました。
スタート時間になったら雲が取れてサーマルが活発になり、そして・・・荒れ荒れコンディションになってしまいました。稜線より高い位置はそうでもないんですが、少しでも低いところは1周の間に半分上がって半分下がる、ねじ込まないと弾かれるピーキーなサーマル、一緒に回してるコンペ機たちは翼端が前に後ろ、時にアンコントロールになって突っ込んできたりと、もうみんなで必死の形相で(顔は見えませんが)センタリングしました。このサーマルってなんだかリーサイドっぽいんだけど・・・。それでも頑張ってちょっとずつ進んでたんですが、ついうっかり低く飛び出した選手に釣られて上げ切らずに先に進んでしまい、恐怖のピーキーゾーンに突入、南風なんだか西風なんだかわからない風に前に出れなくなってきたので、安全を優先してランディングすることにしました。無事ランディング。降りる時、先に降りていた選手たちが心配そうにこちらを見ているので、「心配してくれてありがとう」・・・なんて心の中で思いながら降りたところ、なんと最後に粘ろうと一緒に2周くらい回した選手が、私が離脱した後に山ちんしてたのでした。あと1周欲張ってたら危なかったかもです。今日は安全策で大正解、この選手以外のも何件か山ちん事件があった模様です。タスクは途中ストップとなりました。

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4000mのアンデス山脈から西風が吹き下ろして来た見たい。朝霧の劇場チックでした。

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翌日は雨予報で全然飛べないとのことで、韓国チームのお家のBBQに聖子ちゃんと長島チームリーダーとお呼ばれしました。めちゃ美味しい牛肉いただきました!アルゼンチンは牛肉とワインが本当に美味しいです。そしてキムチも美味しかったぁ。このお家に毎晩マッサージ師を呼んでるそうで、飲んだ後にマッサージまで受けちゃいました。今日のランディングではチームのジャイ子ちゃんも彼らに助けてもらったそうで、本当によくしてくれます。日本人全員呼べなくて悪かったから、と韓国海苔とキムチのお土産まで持たせてくれました。感謝感謝です。

ビシッとしない成績はこちらから

まだまだ始まったばかりですので、気合入れて頑張りたいと思います!

organizerが編集したTASK2の様子です!


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平木啓子

☆フィールドプロ 
 アウトドア事業部 所属
☆パラグライダー選手として
 世界各地の大会で奮戦中
☆2009年、2013年 
 ワールドカップ
 女子世界チャンピオン
☆北海道出身
☆茨城県在住