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平木啓子の奮戦記

大会の様子やイベント事など、平木啓子とパラグライダーにまつわるお話を更新予定!

第18回世界選手権 in FRANCE 9日目

9日目。あまりの事故の多さに大会の審査員が競技を中止し、選手全体でミーティングを行おう、みたいなことがSNSで発信されると、それに対して非難ごうごう。世界チャンピオンになったことのあるパラグライダー界の大御所なんかも、じゃあ彼ら抜きで自分たちだけで競技を続けよう、みたいな書き込みをしてヒッチャカメッチャカでしたが、なんとかチームリーダーだけのミーティングで収まり、競技が続行できることになりました。
この日も重いザックを担いで歩かなくちゃいけないモーランベール。チームリーダーのN島さんが3人分のバラスト40kgを運んでくれてます、のはずだったんですが、車を駐車場に置きに行って戻ってきたら、置いたはずのバラストが無くなっていたそうです。なんでー?オーガナイザーに頼んであちこち探しても見つかりません。バラストがなかったら私・Kパさま・Hろピーは飛べません。あんな重い水と鉛を一体誰がどこに???タスクが発表され、ダミーが上がり出し、もうすぐウインドオープンかなー、でも準備してもなー、なんてブラブラしていたら、テイクオフで見つかりました!フランスチームの監督が、道の脇にポツンとリュックサックが置き去りにされていたので心配になり持ってきて、そうしたことを忘れていたそうです。はぁ。

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この日のタスクは60キロ。アネシー方向の岩山乱立地帯で3個ほどターンポイントを取って大会本部に戻ってゴールです。中々上げられないモーランベール、早めに出て雲上人になるため抜け出そうとしましたが・・・全然上がれません。右にいったり左に行ったり右往左往。1時間以上がんばりましたが、他の100機より500m以上低い状態でスタート時間となってしまいました。がっくりです。もう安全にゴール目指すしかないです。怖い怖い岩盤地帯を少人数グループでなんとかこなし、トップより1時間遅れてゴールにたどり着きました。疲れたー。

ダメダメ成績はこちらから・・・

レースの速さの前に、前山抜けを練習しなくちゃダメな状態です。なんだかうまく行きません。しょんぼり。

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第18回世界選手権 in FRANCE 8日目

この日も大会のメインテイクオフ、モーランベール。またグライダー担いで歩かなくてはいけません。チームリーダーのN島さんが私とKパさまとH川さんの重り合計40kgほどを運んでくれました。グライダーは担ぐというよりは腰を折り曲げて背中に乗せて運ぶ、みたいな折れ曲がりスタイルで、山道をエッチらおっちら進んでいたら、今日はブラジルのラファエロさんが8kgほどある赤いバッグを持ってくれました。ありがたや〜。

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コンディションは前日とほぼ同じ、雲底2000mほど、午後には山の方で雨、とのことで山超えのアネシー方向へは前日より手前で折り返し、本部のある谷を行ったり来たりする少し長めの78キロタスクとなりました。
このテイクオフ、リッジ面が風を正面から受けていないのでスカーっと上がらず大混雑することで有名ですが今日もまた大渋滞。みんなで邪魔し合ってるような感じでスタートギリギリまで上がれませんでしたが、15分前にようやく雲底へ続くエスカレータに乗れました。雲上人たちは雲にまみれて飛んでいます、と無線が騒がしくなり、横を見ると2機が絡んだ状態で落ちていきます。またー?!雲に入って空中接触してしまったようです。でもレスキュー3個開いてふんわりランディングしたそうで、二人とも怪我はなかったそうです。よかったですね。
さてレース。バッチリな高さでスタート。空域も荒れていないので今日はアクセル全開で集団について行けました。見切り良く、コースどりも良くて、アネシー方向の岩盤地帯を先頭集団30人くらいの最後尾を追走します。めちゃ調子いい!折り返して本部のある谷へリターン、次のターンポイントのあたりの上がりは今一つのようです、なので少しアクセルを緩めて高度を維持しながら突入、上がりは弱く集団はバラけました。左の風を受けているリッジ面か、右のリーサイドサーマルか・・・リーサイドサーマルで上げてるグループの方がいい上がりに見えたのでそこに突っ込むことにしました。

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が・・・やってしまいました。3人ほどで突っ込んでいったのですが、私だけあれよあれよと下がり、そのサーマルに乗れず谷の中に。なまじ調子が良かったので過信してしまったというか魔が刺したというか、普通だったら安全策で行くはずなのに賭けに近いリーサイドサーマルを選択してしまい、失敗したのでした。アーレーってな感じで谷底に吸い込まれていったのですが、最後に変なぐちゃぐちゃサーマルヒット!よーしっ頑張るか!っと半周回して超えてきた山に向き直ったところ、青いBーメランがリーサイドの風にやられて山に吸い込まれるところ見てしまい戦意喪失、安全にランディングすることにしました。奥に見える、三角の山に青い花が咲いています。
その後、次のターンポイントに付近が大雨だったようでタスクはストップとなりました。日本人チームは私以外にも2人途中降機。最後まで生き残っていたKパさまは大雨にあたりずぶ濡れになったそうです。そして雨のせいで1機落ちてしまったそうです。安全に濡れずに降りれたのでよしとします。。。

女子4位も危うい成績はこちら。。。

毎日事件が起きすぎです。山に落ちた人は15人、150人参加しているので10%です。コンディションは普通のフランスでそんなに激しいわけではありません。雲中飛行して接触して落ちたり、大雨の中飛んで落ちたりって、世界選手権に参加する選手がすることじゃないですよね・・・何やら色々大紛糾してるみたい。我々は、とにかく安全大優先で頑張りたいと思います。。。

第18回世界選手権 in FRANCE 7日目

7日目の朝は、晴れてるけど少し雲があり気温は高め。午後には発達して雨が降る予報とのことで、早い時間からソアリングできる大会のメインテイクオフ、モーランベールになりました。このテイクオフ、グライダー担いで歩かなくちゃいけないんですよね。10kgのバラストはチームリーダーのN島さんが持っていってくれて大助かり。更にノロノロ歩いていたら、GPSの入った赤いバッグ8キロくらいをイラン人のソーへーさんが持ってくれて、かなり楽に行けました!

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タスクは、昨日のテイクオフ辺りまでいって、大会本部に戻ってくる70キロ。谷筋を3個も4個も超えていかなくてはならず、リーサイドから超えなくてはならず、どうやっていくのかもう全くルートが頭に浮かびません。集団について行くのみです。スタート時間は昨日よりも2時間早い12:30。ゲートは11時にオープンしますが、逆転層にフタされていて上がらず大人数でリッジが取れるボール状の場所で右往左往。大混雑はいやだ〜と思い、少しブレークの兆しが出てからテクオフしたら、これが大失敗でした。。。ブレークのタイミングは間欠的でこのタイミングで空にいないと乗れません。そんなこと、よーく分かってるはずなのにねー、全く。やってしまいました。スタート時間、雲底までつけれたのは50人ほど、残りは低いままスターです。
それでもダメグループにも多少の有力選手は含まれていたようで、何人かがグイグイ引っ張ってくれます。10人ほどの小集団を形成し谷渡り開始。先行したり、追い抜かれたりしながら昨日のテイクオフポイントクリア!二つ目のポイントクリア!よしよしゴールまで後少し、というところでかなりの大粒の雨が降ってきました。ヒー!もうひとあげしないとゴールには届きません。雨の中上げている選手もいましたが、スルーして晴れ間目指して猛ダッシュです。なんとか雨から逃れ、いいサーマルにも当たってあげちぎり、完全ベタ踏みファイナルグライドに入りました。他の選手云々じゃなくて雨からの逃避行なので、もう幾らでも踏み続けられました。そうしてなんとか無事ゴール。スタートが高かったグループとは40分以上の差でしたが、ゴールできてよかったです。。。
あわあわしながら片付けていたら、雨がポツポツ。屋根のあるところに避難してゆっくり片付けていたらザーザー降ってきました。このタイミングでゴールしてきた選手がいてびっくり。コース上に雨が降っててもストップしないオーガナイザーにもびっくりでした。

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晩ご飯を食べていたらこんな雲が現れました。龍の卵?とかいう名前の雲らしいです。

女子4位に陥落してしまった成績はこちらから。。。

はっきり言って、1位のメリルちゃんは見かけることがないくらい早いけど、2位3位の女子はわりかし同じようなところを飛んでいるので、この子たち目指して頑張りたいと思います!

第18回世界選手権 in FRANCE 6日目

6日目の朝も快晴!しばらく高気圧に覆われていいお天気が続く予報に変わったそうです。
この日は、セムノースという山の西面のテイクオフへ。普段はハングとか手で投げるグライダー(なんていうんでしたっけ?)のためだけのエリアでパラグライダーは飛べないみたい。でも世界選手権なので特別にオープンしてくれたのでしょうか。ものすごく広いきれいな芝のテクオフで悠々待機できました。ただ・・・360度身を隠す場所がないので、スタート前の最後のトイレのために延々斜面を降って林まで行かなくてはなりませんでした。。。疲れるぅ。
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遠くにモンブランやドロミテのサッソルンゴが見える素晴らしいロケーション!日曜日なのでたくさんの人がピクニックに来ていました。

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着いてからずーっとフォローの風で大丈夫なの?なんて思っていましたが、メテオマンの予報通り13:30頃からアゲンストに変わり、14:40スタートの94.5キロタスクがオープンされました。山沿いを南に進んだ後、アネシーへ。その後、再び南下していつもの大会本部のあるシャムセにゴールです。
コンディションはそう強くなく、でもどこにでも十分なリフトがあるスーパーコンディション。でもやっぱり岩盤が・・・ニガテ。。。H川さんによると、岩盤と私の間に2機は入れるスペースがあるらしく、どんどん内側から抜かされるし、高度も内側の人とどんどん差が開いてしまうのです。うーんイカンです。徐々に慣れるしかないですね。この日も序盤でクルクル回って落ちてく人が下のグライダーに突っ込んで二人で落ちていくのを目の前で見てしまい、ビビリ全開モードでレースしてました。

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なんだかんだ遅いながらも日本人全員ゴールできました。ふうう。岩盤かっ飛びパイロットたちは早すぎて、全く勝負にならんと男子たちが言ってます。

なんとか女子3位に留まっている成績はこちらから!

穏やか大好き日本人向けのタスクしてくれないかなー。でもでも毎日ゴール目指して頑張りまっす!

第18回世界選手権 in FRANCE 5日目

5日目の朝は快晴!この日はアネシーに出かけていってのタスクとなりました。

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アネシーはおそらくは世界で一番パラフライヤーが訪れるテイクオフなんじゃないかと思われます。地元のスクール生、SIVを受けるフライヤー、各国からのビジターなどなど。そこに150人もの世界選手権フライヤーが大挙として押しかけるのですからテイクオフはだーい混雑でした。
タスクは、アネシーの周りをアチコチいって30キロほどこなし、その後、開催地のシャムーに帰ってくる99・8キロです。シャムーまでの道のりは以前に飛んだことはあるのですが、谷が入り組んでいて谷風がどう吹くのか想像できず、どのルートがいいのか全くわかりません。もうひたすら遅れないように先行するグライダーを追走するだけでした。でも岩盤スリスリフライトになると、ガッツリアクセルを踏むことができず徐々に遅れてしまい、トップから14分遅れ、女子では4位でゴールでした。そんなに悪くはないかな。自分の実力からしたら上出来です。この日は120人がゴールするスーパーコンディション、でも山チンもたくさんあった模様です。日本のN山さんもその一人。木にうまくかからず下まで落ちてしまったようでかなり重傷と思われます。心配です。。。
残りの日本人は、早くはなかったけど無事全員ゴール。慣れないフランス岩盤フライト、慎重に行きたいと思います。

成績はこちらから!

毎日ゴールを目指して頑張ります!

第18回世界選手権 in FRANCE 4日目

4日目の朝も小雨の音で目が覚めました。うーん、今日もダメかなあ・・・と思いつつも、いつもと同じ7時半に朝食を摂り、準備万端で構えていました。アネシーというエリアだと可能性があるということで、移動して挑戦してみるかどうか、オーガナイザーも悩み苦しんでいたようで、2回3回と集合時間を延ばしてきましたが、10時半についにキャンセルが決定しました。残念。でも飛ぶことはできるだろうとい予想だったので、みんなでフリーフライトしにアネシーに移動しました。
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着いてみるとアネシーはこの天気!午後にかけて雲底もどんどん高くなりました。私は飛んだことがあるのと聖子ちゃんにちょっと御用があったので飛びませんでしたが、他のメンバーは素晴らしいアネシーの景観を楽しんでいました。そしてコンディションは穏やかバンバンだったそう・・・15時スタートだったとしても(10時まで日は沈みません)60キロタスクはできたっぽい。。。残念。でも雨や雲の中、長々と待たせたら選手はビーブー言うし、こうやってできただろうにキャンセルしたとなったら、非難ゴーゴー。オーガナイザーのキャンセルの判断って、ほんとに難しいです。

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夜は聖子ちゃんちでバーベキューパーティしてもらいました。お肉をジュージュー焼いていたら、プルセコ(聖子ちゃんの好きなスパークリング白ワイン)片手に人が集まってきました。スクールの生徒さんらしいです。いつもこうやってワイワイしてるんでしょうね。人気者です。

第18回世界選手権 in FRANCE 3日目

3日目の朝は、雨の音で目が覚めました。流石にタスクは無理そう、朝のうちにキャンセルが決まりました。
オーガナイザーがいろんなアクティビティを用意してくれましたが、観光には行く気にならず、かといってアドレナリン使うような遊び(カートレース)とかお金使うような遊び(室内スカイダイビング)はやめておこうと思い、宿でウダウダして過ごしました。

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夜は自炊で簡単な夕食。しっかり英気を養って明日に備えました。明日も今日と同じようなトリッキーな予報だけど、アネシーに行って可能性を探したい、みたいなメールがオーガナイザーから来ていました。飛べるといいな。

第18回世界選手権 in FRANCE 2日目

朝から快晴です。2日目のテイクオフはメイン会場のモーランベール、ここは車を降りてからザックを担いでしばらく歩かなくてはなりません。めちゃしんどいです。でもチームリーダーのN島さんとサポートで来てくれてるJ子ちゃんが重りなどを分担して持っていってくれてかなり助かってます。ありがとー。
14時頃からバレーウインドが強くなり夕方には雷雨予報、早めにレースを終わらせようと言うことで、ノミナルディスタンス(成立したら満点が付く距離)60kmギリギリの60.1kmタスクが組まれました。
いやー、痺れるコンディションでした。まずスタートまでは雲でフタされているので斜面と雲の間の狭い荒れた空域で150機でウヨウヨ1時間待ちました。ようやくレースが始まりここから抜けられると一安心したのも束の間、2番目のターンポイントのあたりは激あれのリーサイド。めちゃくちゃな突き上げサーマルに必死に捻じ込みますが、少しでも外れようものならバヒューと下がったり、バッシャーンと翼が無くなったり。。。一緒に回してたグライダーが急に向きを変えて(変えられて?)正面から突っ込んできたりとおおわらわでした。ここはいちゃいけない所だ、、、と判断し(と言うか逃げ出して)低めながら離脱して谷渡りを開始しました。谷の向こうは低いこんもりした尾根で木に覆われていて穏やかそうに見えました。ところが・・・

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無事対岸についたものの、もう強めのバレーウインドが入り始めたようで、尾根より低いの斜面ぞいは風が舐めているようで上がったり下がったりアップアップ。でもアクセルを踏んでいないと時にバックしてしまうので斜面ギリギリながら踏み続けます。ようやく風を受けてるボール状の地形のところでしばしリッジソアリングしていたら、LEVEL3コールが頻繁に入り出し、やがてタスクストップとなりました。ゴール近くで飛んでいたので、一目散にランディングへ。上空から見てると屈強そうな男子選手も着地後に吹き飛ばされているので、ここはタンデムで培った、地上にいる助けてくれそうな人の側にランディングするテクを活用し、助けてねアピールしながら近づいていったら、N島さんが駆け寄ってきて助けてくれました。またまたありがとうございます。

結果はこちらから!

イマイチな順位でしたが、途中ストップになって高い点数がつかなかったのでまだ高順位をキープしています。
まだまだ長丁場、安全に頑張りたいと思います!

第18回世界選手権 in FRANCE 初日

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いよいよ始まりました、世界選手権!前日まではシケシケで寒くてどんよりなお天気だったんですが、初日は一転して朝から快晴となりました。東よりの風だからかな?テイクオフはイカロスカップで有名なサンチレールとなりました。いやー素晴らしい景色です。フランス、って感じ。この岩盤をアクセル踏み踏みで飛ぶのかと思うと・・・恐ろしいですねえ。安全に行きたいと思います。

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タスクは83キロ。テイクオフ近くの岩盤沿いを往復した後、谷を渡ってメインランディングのシャムセに帰ってくる感じです。久しぶりのマリンちゃんで、着るのにモタモタしていたら、いつのまにやら長蛇の列。重い装備を担いで並ぶのはしんどいなーと思って列が空くのを待ちましたが、150人も選手がいたらいつまでも空かず、ほぼ最後尾になってしまいました。テイク前の上がりが渋く、早く出た人たちだけ後ろの岩盤に付けて高くスタート、その他大勢は低めで団子状態で荒れたリッジを進むこととなりました。もちろんアクセルガンぶみで!っと行きたいところでしたが、そんな飛び方に慣れていないので無理無理。それでも歯を食いしばって半分以上は踏んでなんとかトップ集団が見える範囲で追走しました。

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タスク中盤頃、雲が張って日射がなくなり上がりがほとんどなくなりました。トップ集団も大スタックしてて追いつきました。もはや距離のばしかと思い、弱い上げを見切って先に進み出したトップ集団は追わず、弱いサーマルであげ続けました。日本ちっくなコンディション、得意です。これが大正解で、先に進んだ集団は果て、このサーマルで上げ続けた15人ほどが再び日射が出るまで生き残ることができ、ゴールに到達できたのでした!ヤッタァ!!

上出来すぎな初日の成績はこちらから!

日本チームのK林くんは10位の高成績。私めも14位と日本チームランキングにも貢献できたのでした!よっしゃ!
まだまだ初日。気を抜かずに安全に頑張りたいと思います。

第18回世界選手権 in FRANCE オープニングセレモニー

現地到着して2日目。K林くんが遅れて合流しました。
我々は飛べなかったけど、この辺りのエリアをよく知るチームはバンバン飛んでて羨ましかったです。厚い雲に覆われた空だったけど、飛んでる人はなんとなくステイしており、こんなコンディションの日でもタスクはできそうな感じでした。

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まずは選手全員でレジストレーションして、セーフティブリーフィングを受けます。大抵は時差ぼけで眠ってしまうことが多いのですが、今回はしっかり聴けました!

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この後、地元の子供たちが各国の国旗を持って先頭に立ち、みんなで大会本部の周りを練り歩きました。沿道に人々は・・・田舎なのであまり見当たりませんでしたが、50か国も参加してるとのことで、楽隊が先導する長い行列となりました。今まで見たことのない国とかも参加していて、パラグライダー競技は世界中に広まってるんだなーって感じました。

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日本の旗持ちの女の子のお父さんが、つきっきりで写真を取っていました。この行進は親子に取って一大イベントだったようです。

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プロフィール

平木啓子

Author:平木啓子
☆スカイ朝霧パラグライダー
 スクールインストラクター
☆パラグライダー選手として
 世界各地の大会で奮戦中
☆2009年、2013年 
 ワールドカップ
 女子世界チャンピオン
☆北海道出身
☆静岡県在住

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