朝霧での大会が終わりはや9日、あっという間に日は過ぎていきます。あと1週間でメキシコ出発です。気持ちは汗汗していますが、この9日間でマリンちゃんの調整は格段に進みました!

天才的ハーネスセッター、A倉イントラにご協力頂いて、ついに水平ポジションを出すことが出来ました!下段の黒のラインがまっすぐでなければパフォーマンスが出ないのです。ラインがV字だったりZになっちゃったり、試行錯誤してここまで来たのでしたぁ。この写真をハーネスのコンセプターのOZONEのリュックさまに送って見てもらったところ、ほぼパーフェクトだけれど、足先にあと少しアンコを入れた方がいい、とのご指摘。おそらく足先のしわ対策と思われます。あとほんの少しだけ下段の黒いラインが下がったポジションの方が良いとのこと。

あんこを足して、この美しいフォルムになりました!

少し足下がりにするために、足首に500gずつ重りを巻くことにしました。バラストをどこにどれくらい配置するかで、ポジションがどんどん変わります。めちゃむずいです。この写真をリュックさまに送りましたら、Congraturation!このセッテイングは記録してずれないようにしておきなさいね、とお返事いただきました!やったぁ!!A倉イントラ、スペシャルサンクスです!

前から撮ったらこんな感じ。サブマリン(潜水艦)というよりは、桜花(日本の昔の戦闘機)という説もあります。
*桜花は戦闘機ではなく特攻機だったそうです。特攻はしないようにしたいと思います!

スカイ朝霧風洞実験室は、こんなハイテク装置です。

マリンちゃん初フライト

朝霧大会フライト

水平セッティングでのフライト

少し足下がりにしてのフライト
後半2つは、重心が後ろに下がってハーネスへの空気もしっかり入ってパーンと張ってる感じがするでしょ?って側から見たらあまりかわらないですかね?自分の体感としては、すごく乗りやすくなって(大会の時と比べてですが・・・)、性能も引き出せそうな予感です。そうそう、懸案事項のランディングは10本くらい飛びましたが、パーフェクトに足で着地中です。サブマリンは前の合わせが完全にオープンで、以前のハーネスに比べて走りやすく、テイクオフとランディングがしやすくなりました。この点がパフォーマンス以外で前のハーネスに比べて良い点かな。
マリンちゃん&ロゴ入りおにゅうENZO3ちゃん、メキシコがっつり頑張りたいと思います!
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2022スカイグランプリin ASAGIRIが私が働いているスカイ朝霧で週末に開催されました!
初日の土曜日は快晴!いいレース日和となりました!!

朝霧エリアは空域制限が厳しく、毎年何かと違反者が出ます。特に引っかかりやすいのが鉄塔を鉄塔の高さ+150mで超えなくてはいけないというルール。なのでなるべく超えなくて済むルートを組みたいと思い、南のサブラン探しを実施、ある日天啓の巡り合わせで地主さんを見つけることができ、いい場所に2箇所お借りすることに成功したのでした!なので今回は、張り切って南を使った45キロタスクを組みました!

今回はマリンちゃん&ロゴ入りエンツォちゃんのデビュー戦です。テイクオフはかなり不安だったのですが、何とか1発で出れました!お隣はコパさまマリンちゃん。今回は4人がサブマリンハーネスでの参戦となりました。

センタリングは何とかみんなと合わせてできるようになったのですが、フォームの水平を出せていません。私はまだまだ性能が引き出せていないです。でもI﨑君とH川さんは相当いいセッティングができていて、マリンちゃんと初めて一緒に飛んだパイロットたちが違いを感じてしまったようです。私もスーパーファイナルまでに頑張って綺麗なフォームにしないと。

さてレーススタート。序盤は好位置でかっ飛ばしました!フォームも何なんですが、アクセルのセッテイングもイマイチで左へ左へと曲がっていってしまうのですが、そんなんでもおにゅうエンツォ&マリンちゃんの組み合わせはかなり早い感じです。これがバッチリ決まっちゃってたらもっとすごかっただろうにね。中盤ではくるんと左に回ってしまう謎の誤動作をしてしまい、先頭からやや後退しましたがまずまずの位置で、難関の南パートに突入しました。ここで先頭はスタック、後ろから高くきたグループと合流して大集団を形成、弱いサーマルでしばしみんなでウヨウヨしました。さて弱いサーマルを見切り、いよいよ後半の勝負開始!という大切な時に事件が発生しました。赤いグライダーが回って落ちていきます。レスキューがちゃんと開いて木に引っ掛かったけど、主催者側としてはスルーできず、まずは安否確認、本部へ連絡。本部に無線は繋がらなかったけど、本人から怪我はないとの連絡が入ったので、本部に無線が届くところに行ったら連絡入れるのでしばらく木の上で待っててね、と伝えてレースに復帰、そんなに遅れず集団とファイナルグライドに突入し始めました。とまたしても事件発生!赤いグライダーが山にザクッと突き刺さりました。これまたアクセル踏みつつ安否確認、なんと応答ありません。慌てて本部に連絡、応答ないので救助は急いだ方がいいと伝え、その前の事件のことも報告、そうこうしているうちに無事スピードセクションを切ることができゴールできました。ふう、良かった。大切な局面になんでーと思いましたが、本人たちにとっても大切な局面だったからこそ事件が起きちゃったんですよねー。(お二人とも怪我無く無事救出されました)
この日は、朝は大会受付、レース中は無線報告、ランディング後はスタッフが救助に駆り出されたのでタンデム3本。自分で言うのもなんですが、よく頑張りましたぁ。
2日目の日曜日は悪天候で競技はキャンセル、1日目の結果で順位が決まりました。
中盤から後半、ドタバタしてしまいましたが、序盤のかっ飛ばしが効いて総合6位に入賞できました!

1位成山さん、2位中村さん、3位廣川さん、4位瞬くん、5位コパさま、6位私。

女子では優勝できました!
1位私、2位中目さん山下さん同点
嬉しい大会結果はこちらから!
今回は、トロフィーの代わりにお皿や小物入れ。スカイ朝霧のフライヤーで時々お店を手伝ってくれるカナエさんの工房の品々でとっても可愛くて素敵です。裏に大会名と順位を入れてもらってます。カナエさん、ありがとうございます!

今年のリーグの年間ランキングも発表されました。総合5位入賞、女子優勝!立派な成績取れました!
2022年総合ランキングはこちらから!ところでご報告遅れちゃいましたが、本日、テレビ静岡の「おは・スポ!サンデー」で1ヶ月前に撮影した取材の2回目の放送がありました。興味がある方は、YOUTUBEでも見れますので是非ご覧くださいませ!
テレビ静岡の放送はこちらから!12月は、ワールドカップスーパーファイナルがメキシコであります。マリンちゃんのセッティングを完璧にして戦ってきたいと思います。引き続き、応援宜しくお願いします!
本日、おNEWのエンツォ3デビューしました!

縫い込みロゴの入ったグライダーは良く飛ぶ、という都市伝説?を信じて、今回はフルロゴ入りで作ってもらいました。いやー細かい縫い込みに感服です。ロゴ入りで目立つので、これに恥じない飛びを目指さなくちゃです!
まずは、飛び慣れたX-Ratedにフルバラストで飛びました。感触は・・・パリっとしててキビキビ動くかな?ブレークにスイベルがついていてトグルがゼノ2と一緒になってた。ちょとづつ変わってるんですね。
ちなみに2年間ともに戦ったピンク紫エンツォ3ちゃんは、新しい嫁ぎ先・T賀さんのところで第二の人生を歩んでます。私と一緒の時よりあちこちで目撃されてるみたい。

本日2回目のフライトは、ニッピコラーゲン号(LM6)でマリンちゃんとフライトです。ようやく水平出せるようになりました。沖出ししても全然下がらないので、すっごい性能出ちゃってる!と思ったのですが、他の方達も全然下がらずあちこち動いていて、今日という日がとっても良かっただけのようでした。

水平にするには、かなり上体を寝かせないといけません。疲れて体起こすとすぐこの状態。センタリングするときは体起こしてないとできないなあ。ちなみにセンタリングはしずらいです。
本日3回目のフライトは、ついにマリンちゃんとエンツォ3のコラボで飛びました!まだフルバラストは積めてなくて91kgでしたが、一応範囲内でのフライトです。マリンちゃんはまだまだ課題山積みですが、少し光明が見えて来ました!
マリンちゃんが来日してから、はや9日、昨日ようやく初フライトに漕ぎ着けましたぁ。
設定が難しいのもさることながら、毎日お天気が良くてタンデムのお客様で大賑わい、大会準備も相まって、仕事が終わる頃にはヘトヘトで、中々セッティングが進まなかったのでした。

昨日も8本のタンデム後、3時すぎにテイクオフにやってきました。風は微風ながらアゲンストです。付き合ってくれた人たちに、マリンちゃんを装着してから「どおどお?世界のトップコンペチターっぽい??」と聞きましたところ、「宇宙人みたい」とか「着ぐるみっぽい」との回答でした。

まだバラスト問題が解決していないので、飛行総重量85キロでニッピコラーゲンLM6号で飛びました。テイクオフは、ややしづらいけどまあ大丈夫かな。弱い風の中何とか走れました。でもあと10キロ〜14キロさらに積まなくちゃいけないので、そうなったときはどうなのかちと心配です。

飛び出して足を入れてみたら、フライトポジションはバッチリ!だったんですが、写真を見てがっかりです。潜水艦が潜航中、って姿勢です。まだまだ調整が必要ですねー。自分は足下がりポジションが好きなので、水平ポジションは苦しそう。。。もっと腹筋鍛えないと姿勢維持できなさそうです。
いいことも分かりました。カバーの中へは常に空気が入ってきているので外気と同じ気圧のようで、バリオはカバーの中でも普通に動いていました。足のチャックを開けたら全体がふにゃふにゃになっちゃうのかと思っていたんですが、足周りがふにゃふにゃになるだけで、後ろのフィンはずっとビシっとしてました。ランディングのためにチャックを開けてしまったらもう閉められないのですが、瀕死になってランディングのためにチャックを開けたがその後に復活、でも足のチャックが開いたまま、でもフィンはビンビン、なので勝負は諦めなくても良さそうな感じでした。
まずはファーストライド。1歩進むことができました!