今年も応援ありがとうございました!
今一歩な成績が多かった一年でしたが、まだまだ世界で戦える手ごたえも得られた一年でした。
あと何年頑張れるか、、、一年一年、パラグライダー人生を大切にしたいと思ってます。

大晦日恒例!O山町のWなべさんから豪華おせちを差し入れて頂き、みんなでジャンケン大会です。勝者から順に好きなものを選んでいけます。去年はNo.1に輝いて見事伊勢海老をゲットしたのですが、今年は3番手。ゴージャス筋子をいただきましたぁ。

何人かの方からご心配のお声を頂きましたのでご報告です。上級タンデム検定、合格できました!パチパチパチ!先ずは一安心です。あとは、これからも事故なく安全にお客様を楽しませて行きたいと思います。
それでは良いお年を!
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ジャパンリーグの最終戦が地元の朝霧で先週末行われました。
毎年のことですが、準備になんだかんだと大忙し、総勢70名のJリーガーを迎えるべく張り切って準備しました。自分は主催者側ではありますが、もちろん競技にも参加です。最終選をいい成績で終えたいと気合いを入れて迎えました。

初日の土曜日は、西風が吹く予報アンド逆転層がきつくあまり上がらない予報。西風が吹いたら危ないし、吹かなくても上がらなかったらアチコチにみなさん降りちゃって近隣の施設や住民の方々にご迷惑をかける可能性大、ということで早々にキャンセルを決めて、選手の皆さんにはフリーフライトを楽しんでいただきました。
私も富士山に向かってテイクオフ!久々のフリーフライトです。色々と装備を変えたので、チェックフライトを・・・のつもりだったのに西風に怯えて慌てて飛んで降りたので、全然できずじまいでした。

2日目日曜日は、恐らく出来るだろう予報。だけど朝のうちは高層雲がビッシリ張ってどうなることかと思いましたが、予報より少し遅れてサーマル活動が始まり、なんとかレースが出来る運びとなりました。30キロのタスクです。

さて自分はというと、超バッチリなポジションでスタート!写真はスタート直後のもので、左が進行方向、おそらく先頭3、4番手ぐらいだったと思われるのですが・・・なんとスタート方法の入力ミスをしてしまい(スタートシリンダーから出たらスタート、と入力しなくちゃいけなかったところを入ったらスタートと入力)、戻って出直すという最後尾スタートとなってしまいました。はぁー、、、なんちゅう初歩的なミス。。。もう200戦以上は大会に出てるだろうに・・・申し訳ございませんでしたぁ。しょんぼり。

その後、かっ飛んでいく先頭4機を追っかけて、低いまま突っ走る戦法で、追いつけはしませんでしたが見える位置まで順位をあげることができ、よぉーしっ!このまま上位でゴールだぁ、なんて思っちゃった(邪念)のが運の尽きでした。最後の難関、鉄塔越えのことをすっかり失念していまして、無策で鉄塔直前まで突っ込んでしまい、ああぁっと気づいたあとアワアワと中途半端な動きをしてしまい、大幅に順位を落としてのゴールとなってしまったのでした。なんともシャッキリしない飛びをしてしまった最終選でした。カックシです。

30キロのスピードレースを制した方々です。入賞者のみなさま、おめでとうございます!
最終戦の成績はこちらから!これで2019年の全ての大会が終わりました。今年1年間、応援してくださいました皆さま、本当にありがとうございました。今年の反省点を踏まえ、来年は更なる躍進を目指して頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
先週末の土日、朝霧で行なわれました上級タンデム技能証検定を受けました!
昨年のタンデムで起きてしまった大きな事故を受け、私が所属するパラグライダーの協会:JHFは、パイロットの技能検定を行い、その検定に合格したパイロットにのみ、パッセンジャーに制限のないタンデムフライトを行うことができる資格を与えることにしたのでした。お仕事でタンデムをする我々としましては、この資格を是非とも取らなくてはなりませんので、スカイ朝霧のタンデムパイロット総勢12名で受験したのでしたぁ。

試験内容は、1日目ソロの高高度フライト、ソロのショートフライト、学科試験、2日目タンデム機材チェック、タンデム高高度フライト。検定基準はかなりシビアです。木金で行なわれた検定会では、受験者21名中、翌日のタンデム高高度フライトまで辿り着いた方々は6名、我々の受けた土日では19名中翌日のタンデム高高度フライトまで辿り着いた面々は12名でした。この中からもタンデムフライトで不合格になる方が出るようなので更に低い合格率になります・・・他人を乗せる技量のないパイロットを選別するのですから、これくらい厳しいのは業界としては歓迎すべきことなのですが、受ける側の身としては戦々恐々です。
さて自分は・・・1日目の検定のソロは無難なフライトで合格しました。2日目のタンデム高高度フライトは、テイクオフでパッセンジャーのかかとを踏んずけてしまい靴を脱がしてしまうアクシデント発生、平常心を失い無心で演技することができず、イマイチな感触です。ちとチグハグなあわあわな・・・受かってるといいんですが。。。
そう、年間500本以上飛んでいて何年間も無事故のパイロットでも、検定項目の演技が上手くできないと不合格になります。これがいいのかどうなのか。でも何かの基準を決めて判定しないと、どこの誰とも分からないパイロットの技能を見極めることなんてできませんしね。検定員さんたちもどう合否を判定していくのか大変苦労されているようです。検定員さんたちは、日本のパラグライダーの将来の為に頑張ってくれているのに、多くの不平不満を買う損な役回りです。本当にご苦労様です。でも大ベテランの上手な人が落ちて、この人にはあんまり乗りたくないな、なんて感じる人が受かったりすると、うううーんと悩ましく思います。まだまだ1年目の上級タンデム技能証検定。これからみんなで意見を出し合って、どんどんいいシステムにして行かなくてはならないですね。それが将来の自分たちの為になるのですから。