今日こそいいお天気の下で60キロタスクなんぞをする予定だったのですが、朝起きてみたら曇り空。そして風向きはいいんですが今日に限って弱い風で、リッジソアリングすらできません。ほんとにもー、なんちゅうお天気なんでしょう。

辛うじてフライトはできたので、スタートパイロンを取りに行きました。4日目にして十何年ぶりに獅子吼で飛べたのでした。
さて大会は残り1日。予報は・・・とっても悪いです。。。
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2019年の日本選手権が、石川県の獅子吼高原で26日より始まりました。初日の26日は終日雨。。。この日はテイクオフに上がる事無く解散となりました。

今回韓国の新しいグライダーメーカー・ダビンチからCEO兼デザイナーのジーフン(写真右奥)とテストパイロット兼敏腕マネージャーのムンソブ(写真右手前)がダビンチのプロモーションがてら日本選手権に参加しに来てくれました!この日は2人に何が食べたい?と聞いたところ、ラーメン餃子かなぁ。。ですって。うーん、外国人ぽくない。。。実はムンサブさんは、以前ジングライダーに勤めておりまして、そのときグライダーのテストをしに朝霧に良く来ていて日本食通なのでした。つーことで、この日は餃子の王将でカンパーイ。

27日も朝は雨雨雨。でも昼過ぎには止んで、もしかしたらいい風が吹くかも知れないということで、13:30まで待ってテイクオフに上がる事となりました。でも北東風は止まず、15:45にキャンセル決定。日本海を一望出来る素晴らしい景色の中を飛ぶのは、も少し先になりそうです。

28日は、大会期間5日間中一番いいコンディションになるでしょう!との予報でしたが、寒気が居座ったのかまたしても北東風。うううー、大会になるとダメダメコンディションになってしまうのは何故なんでしょうね。今回は協会の垣根を超えて、総勢100名の選手が大集合!女子もこの多さ!!なのになのに・・・運営されてる方々も心労ハンパ無いようです。お天気は自分たちのせいじゃないんだけど、辛いですよね。

この日は太陽に不思議な輪が。日本各地で見れたみたいです。
平成最後の日本選手権、なんとか飛べるようになってほしいものです。
むかーしむかし、まだ競技にちょろちょろっとしか出ていなかった17年前、WINDTECというスペインのメーカーのグライダーに乗っていたのですが、そのグライダーを取り扱っておりましたディーラーのOパカイトに勤めてられました大城さんとその奥様の絵里さまによくお世話になっておりました。お二人はその後、大城さんの故郷の石垣島に移られ、お兄様のスクールを受け継がれて新たなパラグライダーパラダイスを作り上げました。
そう、新しいスポンサーさまとはみんな大好き、石垣島の「スカイアドベンチャー うーまくぅ」さまでーす!パチパチパチパチ!
サンゴ礁の空を飛ぶーうーまくぅ自分の周りの人、スカイ朝霧のメンバーとか海外フライト遠征に一緒に行ってるメンバーなどはしょっちゅうお邪魔してるようなんですが、自分は数年に1回、朝霧でしかお会いする機会がなくご無沙汰状態だったんですが、いつも何かと応援していただいておりまして、今回久々にお会いしたときにそれじゃあってことで年間スポンサーさまとなって頂けることになったのでしたぁ!ありがとうございます!!

今はグライダーにロゴを貼るのをどうしようか悩み中ですので、取りあえずはヘルメットにステッカー貼らせて頂きました!(写真のバックにゲンを担いで過去のワールドカップ優勝のトロフィーと日本選手権メダルを配置してみました)

こちらは後頭部。ゴーグルをするのでバンドで隠れる部分を避けて配置しました!
表彰台用ワッペンは明日届く予定。日本選手権には間に合いそうです。
日本選手権でがっつり頑張って、表彰台の一番てっぺんでご披露できるよう頑張らなくてはですね。
日本選手権は4月26日から30日まで。石川県の獅子吼高原で行われます。
皆様、応援を宜しくお願いしますです!
ご報告遅れましたが、ブラジルから無事帰国しました。ビトリア空港で3時間の大スタックをした後は特に問題も無くスムースに進み、ビトリアーリオデジャネイローフランクフルトー羽田の経路で戻って参りました。預けた荷物もすべて無事羽田に到着。羽田からは、河口湖行きのバスに乗り、河口湖には朝霧からお迎えにきてもらってお家に送って頂きました。ドアからドアで50時間の長旅でした。ふぅー。
さて帰国からゆっくりする間もなく、4日後に茨城県の足尾で行われましたジャパンリーグ第2戦に参戦してまいりました。
ブラジルで世界のスーパースターたちと飛んだ経験を生かし、かっとんですばらしい飛びをする予定でございましたが、そううまくはイカズ、、、44キロタスクの道半ばで降りてしまいました。トホホです。中々経験を生かしきれないですね。

この日の反省点。スタートから第一パイロンを折り返すまでは良かったのですが、第2パイロンを取りに行くときに少し上げてから行った方が効率がいいのでは?(これはブラジルで突っ込みすぎた経験から来た判断)と思い留まったのが第一の失敗ー必要なかった。その後遅れたのを生かし、いい上げを選んで進みほぼトップ近くまでに追いついたその時、追いつけた理由を考えなかったのが第2の失敗。追いつけたということは、スタックするようなコンディションだったということ、ということは手前にあったいい上がりで上げきるべきだったということ。追いついた事に舞い上がって脳みそ稼働率20%くらいになっちゃった感じです。ダメですねえ。コンディションを如何に判断して飛ぶか。喜怒哀楽に脳みそ使っちゃわないよう鍛錬しないとです!

こちらはスポーツクラスの表彰。10代20代の若者から30代40代、そして50代まで同じ表彰台に上がってます!パラグライダーは、年代を超えて同等に戦える素晴らしいスポーツですねー。
次は4月末に石川県の獅子吼高原で日本選手権があります。今度こそ、がっつり頑張りたいと思います!

スーパーファイナル最終日。この日も超快晴。土曜日ということで一般のお客さんがたーくさん見物に来ていてテイクオフは大にぎわいでした。パイロットが次々と飛立って行く様は、見応えあったんじゃないかと思います。

さてタスクは98.8km!最終日だから近場を回して早めに終わろう、なんてことはありません。アゲンストレグも織り込まれた難しめなタスクと思われました。
私はというと、最終日にしてようやく雲の吸い上げバンバンの下でピッタリにスタートを決める方法がわかりました!スタート4分くらい前までは、適当な場所で下がりすぎないようウロウロして待つにいい位置を見定め、4分前から吸い上げの下に入り、吸い上がりながらスタート方向に向かうのです!なーんて、そうは毎回うまくは行かないと思いますが、この日はピッタリハマり、めちゃいい位置でスタートすることができましたぁ。

レース最初の頃は、トップ集団と一緒に突っ走りましたが、2番目のターンポイントに向かう丘で選択を誤りスタック。トップ集団にも置いて行かれ、やや後方で高く上げた集団にも上から抜かれと、回りに人がいなくなりあせって低く突っ込みそうになりましたが、大命題はゴールすること。自分を戒め、遅れても焦らず慎重に駒を進め、最終日を無事ゴールで締めくくる事ができました。この日は2週間近く滞在したバイシュワンドゥがゴールでした。

表彰式は地元の人たちも来て大盛況。こんな中、また表彰台に立てるよう前進して行きたいです。
反省たくさんの成績はこちらから女子優勝したフランスのメリルは、総合でも7位。去年はフランスのローリーが総合で6位、と女子が総合上位に入るのが当たり前の時代が来つつあります。これが意味するところは、女子のスピードアップ進化が半端ないということ。(世界の)男子並みのスピードで飛ばなければ、勝つ事が出来なくなってきました。今回の大会は、最初はスピードスピードと意識しすぎて調子を崩し、後半になんとかゴールを目指す方針に切り替え、少し自分を取り戻しましたが、これでは勝てない。これから自分の飛びをどう変えるべきか・・・8月の世界戦までに調整して行かなくてはです。。。むずかしー。

今日は早朝にクーラーがガンガン効いた公共バスに乗って、ビトリアまで来ました。

ここは綺麗なビーチがあるまちでシーフードが有名とのことでレストランに食べにいきました。テンコ盛りリゾットは3人で食べても食べきれませんでした。
今は、ビトリアからリオに行く飛行機が3時間遅れ中。リオから日本に帰る飛行機に乗れるか微妙な状況です。早く日本に帰りたいです。。。