
本日も快晴!雨の心配ばかりしていた最初の3日間が嘘のようです。本日もドドーンと98キロタスクが組まれました。

スタート前は雲が多めでちょっと心配でしたが、雲のリッジで遊んだりして1時間はあっという間に過ぎました。

スタートしてからは、「グループで飛ぶ」「出し抜こうなんて考えない」「日本人見ない」と声にだしながら自分を戒め飛びました。そうそう、テイクオフで準備しているときに、H川さんにスピードバーのセールスをしていたら、ポット(ハーネスの足を入れる部分のことです)の中から、無くしていたフェイスマスクが見つかりました!これで日焼け&酸欠対策もバッチリです!
レースは、もう超団子状態で進みまして、グループが別れて選択に迷うような状況もほとんど起こらず一斉にゴールになだれ込みました。98キロ飛んで90番目くらいまで4分差くらいしかありません。

私も無事ゴォオール。そんなに遅れていないと思ったけど88番、くぅー。でも遅いけどゴールはゴール、やっぱ嬉しいです。今日は最後上がりっ放しで、700mも余してしまいました。昨日・一昨日の自分にわけてあげたいです。。。
上昇できない成績はこちらから!あと1日。戒めを守りながらゴール目指します!
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今日も快晴、いい予報、なので130キロ離れたバラダレスをゴールにしよう!なんて選手間で勝手に盛り上がったりするような朝でした。

テイクオフで日本人全員揃ったので記念撮影。調子のいい人悪い人それぞれ。でもちゃんとみんなで楽しんでいます。

バラダレスゴールではありませんでしたが、遂に100キロタスクとなりました。

さてコンディションは、スタート前はあれ気味、お一人レスキューを投げました。そして何よりも恐かったのは、黒い雲がべったりはって吸い上がり、その下に120人もの選手が雲に入ったり出たりして右往左往。アチコチで怒号が飛び交い、もー耐えられなくなりちょっと離れたところからスタートすることにしました。これが躓きの始まりでした。その後、大グループに合流するチャンスは何度かあったのですが、たまたま高く上がってしまい、グループを出し抜いちゃおうという気持ちになって暴走、雲が張って日陰が多くなり渋くなるタイミングとあいまって、道半ばにして敢え無くランディングしてしまいました。はぁあーーーーーー(深いため息です)。ダメなときは堅実に進むべきなのにほんとダメな方にダメな方に志向が向かいます。今日の反省点は明確です。多少遠回りでもグループで進む方が効率が良いのでグループで飛ぶ。出し抜こうとしても上手く行かない事の方が多い。こんなの何度も失敗してかりきっている事なんですけどねー。飛んでいるときは脳は普段の30%〜40%くらいしか働いていないそうです。だから同じ失敗を何度も繰り返してしまうのでしょうか・・・自分にがっかりです。
見るに耐えない成績はこちらから!そうそう、3日前にフェイスマスクを無くしてしまい、ここ2日間は代わりにマスクをして飛んでいました。見た目は格好悪いけど日焼けするよりはいいなー、なんて思っていたんですが、高所でマスクして酸欠になって脳に酸素が行き渡っていなかったのかもしれません。。。明日は日焼けよりも酸素重視でマスクなしで飛ぼうと思います!
今朝は少し高層が張っていてなんだか心配な空模様でしたが、時間が経つにつれて晴れ間も広がり、79キロのタスクが発表されました。今日はジェラシック越えはありません。

フランスチームはいつも大きな地図を用意してきていて、タスク発表後に作戦会議をしています。どんな話をしているんでしょうねー。聞いてみたいです。

コンディションは、スタート前が意外と渋く、またまた生き残りゲームの再来かと思われましたが、始まって見ましたらアクセルフミフミのスピードレースとなりました。自分は、途中で突っ込みすぎて低くなったりもしましたが、前日までの反省からいい上昇ではキッチリあげて、いい位置をキープしながら進みました。そうは言っても真ん中より少し前程度ですが、今回の出来からしたらまーよしとしましょう、、、なーんて思いながら飛んでいたのですが、最後の最後で魔が差しました。。。あと残り9キロくらいで対地高度1000M弱。風は弱いしGPSもゴールに届くといっておりますので、前のグループが上げていたところをパスしてゴールへのファイナルグライドに入りました。もし途中に上げがなくてもここ2日の例からすれば、ゴール近くでバンバンになるに違いない、なーんて安易な考えで高度に余裕を持たずにスタートしてしまったのでした。そうしたら、あれよあれよと下がる下がる、大きなシンクにはまってあっという間に高度を失い、ゴールまであと1.9キロのところでランディングしてしまったのでした。がーーーーっくりです。いつも余裕を持ちすぎて高度を余しまくっているのになんつーことでしょう・・・実はパスしたサーマルに日本人のH川さんがいて出し抜こうという気持ちが起きたのは否めません。魔が差すとはこういうことなんですねえ。大反省です。不運だったと何人かの人が慰めてくれましたが、運ではありません。自分が愚かでした。。。
目も当てられない成績はこちらから・・・あと3日。遅くともゴールを目指すか早さを求めるのか・・・何年やっても悩みはつきません。。。
7日目の朝も快晴!気温は34℃まで上がる予報。雨混じりのどろ〜んとした日が続いたのが嘘のようです。

今日は85キロタスク。選手たちが地図の前でコース取りをあーだこーだ話しています。今日のタスクは「ジャラシックタスク」だそうでどういう意味なんでしょう?古代的なコース?

テイクの風は、ゲートオープンの時間はフォローになったりアゲンストになったりで、大きめなダストデビルなんかも出たりして不穏な感じでしたが、徐々にアゲンストに安定。上がりも大会中一番で1本道で2000mまで到達、テイクオフの写真を上空からパチりできる余裕もありました。

さてレースはというと、そこいら中にサーマルがあって上がりも良くハイスピードレースです。アクセル踏みっぱなし。自分は見切りのタイミングもよく、ソコソコの位置をサクサク進んでおりました。ところでゴールまであと30キロくらいというところでジャラシックタスクの意味が分かりました。写真では分かりづらいんですが、岩山がボコボコ乱立する地形、この上を突っ切ります。これが恐竜のウロコ?背びれ?見たいな地帯だったのでした。

本日も無事ゴォォーール。でも真ん中よりやや後ろです。岩山手前のガーグルが、上も下も左回り組と右回り組が互いに譲らず大混乱。正面衝突しそうになったので合わせようと切り返したら、その組が切り返して自分のいた組の回りに合わせだして仲間に入れずはじき出され、もー知らん!って低く離脱してしまい、岩山の奥のいいサーマルに乗れず大分遅れてしまったのでした。がっくし。良い子の皆さんは、サーマルに入るときは最初に回していた人の回っている方向に合わせましょうっ!ねー。でもまあ、昨日よりはリズムよく飛べたので良しとしましょう。

日本人全員ゴォォーール。記念撮影!(H川さんはバスで先に戻っちゃったのでおりません。スンマセン)
牛歩ながら前進した成績はこちらから!N山さんはこの日も4位!日本人快進撃にわたしも乗らなくちゃです!!
6日目は朝から快晴!太陽を眩しく感じたのは個人練習日以来です!他の選手たちもニコニコで、バスの集合時間は8時30分なのでちょっと早めの8時15分に集合場所に行ったのに、みんなさんやる気満々で集合も早く、すでに2台のバスが出発した後でした。自分も頑張るぞー。

雲底の高さはさほど高くなく上昇率も昨日とさほど変わりませんが、晴れているのでサーマルはアチコチにあって進みが早いだろうとのことで、今回最長の84.5キロタスクが組まれました。テイクの風も良く、いままでと違いサクサク進みます。選手たちもウキウキした感じ。

さて自分はというと、昨日の反省をもとにサーマルの離脱タイミングを他を見てからにせずに、自分がここだ!と思うタイミングで出て調子よく進みました。この感じ、楽すぃ〜と、トップ集団からやや遅れ気味だけどそんなに離されていない好位置をご機嫌に進みました。ところが最終パイロンちょっと手前あたりからいつもの悪い癖が勃発、上げずに前に前に突っ込みだして低くなって大スタック。後20キロ位のところで30人以上に抜かれてしまいました。そして最後は心配になって上げちぎってからファイナルグライドに入り、ゴールで300mも残してしまいました。最終局面でちぐはぐな行動、よくあるダメパターンの悪い癖です。

でも遅くてもダメパターンでも、今大会の初ゴーーール!嬉しいです。高度が余ったおかげで、ゴール上空で自撮り写真もとれましたぁ。
ほんの少しだけ上がった成績はこちらから!なんとこの日の総合1位は日本のN山さん!めちゃスゴいです。
残り5日、私もメチャすごい飛び目指して頑張りたいと思います!
5日目の朝はめちゃどん曇り。テイクオフでは霧雨と大会期間中最悪のコンディションかと思いきや、霧雨が残る中発表されたタスクは62キロと期間中最長。コンディションがどう展開していくのか、なんともさっぱりわからないエリアです。

日曜日とあってギャラリーがたーくさん。開催地のバイシュワンドゥだけじゃなく、近隣の村や町からも大勢応援にきてくれたそうです。

コンディションはというと、雲低はそんなに高くはないもののリフトは潤沢で楽々ステイ出来る感じ。今日は早さよりもゴールを目指して慎重に集団と行動しよう!と決めていたのですが・・・初っぱなから何故か10人に満たないグループでスタート。小規模集団にありがちな、てんでバラバラのコース取りでチリジリになりながらも残り13キロくらいでなんとか大集団に追いつき、よーしこれからって時に超タレタレタイムとなり、生き残れずランディングしてしまいました。。。ガーーーックリです。ダメダメです。
去年のスーパーファイナルも思い起こせばダメダメな日々を送っていたのですが、前回は自分でミス連発して改善点も見えていたのですが、今回はなんというか、、、あのタイミングで上げておけばとかあの時右のコースに行っておけばとかタラレバは色々あるんですが、こう明確な自分のミスが思い当たらずどうしていいのかわからない状態です。くぅー。強いて言えばダメカルマにハマってるので臆病になって1回多く回しちゃいだした、ってとこかな。自分を信じなくてはです。
撃沈中の成績はこちらから。同じ部屋のSゆきさまが大躍進中。そしてスーパーファイナル初参戦のMどりさんも絶好調!一方私は・・・うううー、自分を信じて頑張りたいと思います!!
今日は、雨こそ降らないけれどもテイクオフは後ろからの風が昨日より強めに吹く予報。何人かはスタートできるかもしれないけれど全員が無事に安全に飛立って、公平なレースがスタートするのは難しいだろう、との判断から朝からキャンセルとなりました。
ということで1日ヒマヒマな時間ができてしまい、同じホテルの日本人たちはプチ観光に出かけましたが、出不精な私はお出かけせずに涼す〜ぃお部屋でダラダラ。お洗濯してネットして。途中、スーパーに日本へのおみやげ買いに行き、また戻って引きこもり。

その内、同室のMどりさんとSゆきも帰ってきてみんなでゴロゴロタイムです。ブラジルに来てベッドの上で過ごしてる時間が一番長くなってます。イカーンです。
明日はいい風いいお天気になりますよう、皆で祈ってくださいませ。。。
今朝はスキマから薄日は射すものの、昨晩にがっつり降った雨の影響か雲底は低くドローンとした雰囲気。日中に雨が降る予報も出ていて、テイクオフに上がるかどうか協議していましたが、上がることとなりました。

テイクへ上がる道は途中から泥道。昨日の雨でぬかるんでいてバスは大スタックです。去年もここでスタックして降ろされたなーと思い返しながら暫し待っていましたら、めちゃでかい重機がヘルプに来て道をならしてくれて無事上がる事ができました。

こちらは昨日のタスクトップと2位のお二人、チェコのペトラと韓国のウーヤンです。ワールドカップ史上初の女子ワンツーフィニッシュ。仲間に入りたかったス。

さてさてコンディションはというと、サイドフォローが強く出られません。56.5kmのタスクを組んで条件が好転するのを待ちましたが、雨の包囲網が狭まってきてどんどん悪くなってきたのでタスクキャンセルとなりました。中々、スカッと飛べません。ブラジルに来てまで食べて(飲んで)寝るだけの怠惰な日々、辛いです。

昼食を摂ったカフェのドアにパラグライダーの写真が貼ってあって、その中に自分が写っていました!赤いグライダーの左上にいる緑青87番が私です。去年、ここで行われたワールドカップの時のものです。絶好調だった去年を思い返し、気持ちも新たに明日からこそ頑張りたいと思います!
ホテルの雨漏りは、朝方に大雨が降ったせいだったらしいです。その雨の影響か、今日は昨日よりもさらに雲が多い感じで上昇があるのか危ぶまれましたが、不思議なものでフワーって感じで飛び出したグライダーは上がっており、57kmのタスクが組まれました。

上昇があるっていっても、やっぱこんな曇り空ですからヨワヨワでして、押し合いへしあいしながらガーグリングです。これが神経すり減るんですよねー。他の人のグライダーに触れるんじゃないか、つーくらい近くを飛ぶんです。疲れます。

それでもなんだかんだ雲底1100mくらいかな?につけて、スタート時間にはキッチリ一斉スタートです。こんな条件の中、誰も降りちゃわないんだからすごいなーと思います。

でもスタート後は、まーったくあたりがなくほぼ全員がぶっとび。今日は終わったなー・・・ナーンて思っていたんですが、、、

僅かなリフトに乗って30人くらいが復活。でもこの曇り空じゃそんなに先に進めないでしょ、と思っていたんですが、何人ものひとが弱いリフトを乗り継いで駒を進め、やがて晴れ間も見えだして、前進前進。遂には6人もの選手がゴールに到達したのでした。スゴいです。羨ましい限りです。自分ももっと飛びたかったなー。
そして今回がスペシャルにすごかったのは女子達。総合1位がチェコのペトラ、2位が韓国のウーヨンと、女子がワンツー決めたのでした。くぅーかっこ良すぎます。自分のドリームです。ゴール者がでた日のリザルトで女子が1位獲ったのは、私が知っている範囲ではワールドカップ初、ましてや2位も女子なんてもー記録に残るすごい日となりました。はぁーーー、参加したかったっす。
記録に残るリザルトはこちら!次は自分の番!という気持ちで明日は頑張ります!
いよいよ始まりました、スーパーファイナル。はりきってテイクオフに上がってきましたが、お天気は曇り空です。

途中雨が降り出してきて、みんなでテントの下に避難。ここはテイクオフに広い雨宿り場所があるので全く混乱することなく悠々避難出来ます。もしかしてこの設備、よく雨が降るからかしら?選手たちも慣れたもので、こうなっても晴れてタスクはできるだろう、って雰囲気で落ち着いていました。

で、やっぱり雨は上がり、短めの57キロタスクとなりました。
ただ、テイクオフの風は微フォローで中々選手がでられず長々と装備を付けたまま待ち続け(装備は30キロ以上あってめちゃ重いのです)、ようやく風が入ってきて、さあ自分の番!っと張切って出ようとしたところ、なにやらズボンが水浸しなのに気づきました。グライダーの適正体重で乗るためにお水をバラストにして持っているのですが、それが漏れていたのでした。水を注入するホースのコックが空いているのかとホースを取り出したら、なんとホースが抜けていて漏れているなんて程度ではなく、放水し放題。もうひっちゃかめっちゃかな感じで、その後もすったもんだして一番最後に這々の体でテイクオフしたのでした。水やら汗やらずぶ濡れでした。

それでもなんとかスタートには間に合い、そんなにまずくない位置でレース。雨のコースを避けながら進みました。

こんな曇りで雨もところどころ降っているのに上がるんですよねー。ブラジルです。

この川を渡って、3つ目のターンポイントをとって町に戻ってきてゴール・・・とこの時点では少し遅れてるけど先頭も見えてるし悪くない位置だなー、とルンルンで飛んでおりましたが、なんとこのあと激シブエリアで生き残れず敢え無くランディングしてしまったのでした。。。はぁーがっくしです。初日なのにやってしまいました。反省点は、、、やばい高度になったときに人に釣られて動いてしまった事かなぁ。前に進むばかりじゃなく戻る勇気も必要ですね。
しょんぼりな成績はこちらからまた気を取り直して頑張らなくちゃです!
でも・・・夜中に雨も降っていないのに天井から雨漏りして頭に当たり目が覚めました。まだ水難は去っていない模様。水難には充分気をつけます。。。
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