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平木啓子の奮戦記

大会の様子やイベント事など、平木啓子とパラグライダーにまつわるお話を更新予定!

スーパーファイナル2017 in コロンビア 最終日

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いよいよ最終日、お天気は良さげな予報ということで94キロタスクが組まれました。最後はスッキリ終わりたいと思いつつはりきって飛び出しました。

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スタートは超順調、今日もバンバンコンディションのスピードレースかと思っていたのですが、、、スタートパイロンを折り返す頃に高層が張り始め、中々上がらない条件になりました。私は張切りすぎて頭が切り替えられず、あれよあれよと低くなりあっというまに地上人になってしまいました。ホントにもうダメすぎる自分にがっかりです。レースレースと思い入れすぎて大切なことができていません。基本に立ち返る必要があるようです。。。

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女子優勝はローリ(フランス)、2位メリル(フランス)、3位クラウディア(ポーランド)
ローリーは総合6位、メルリは10位、めちゃすごいです。何をどうしてこんなにも急激に成長したのでしょう?秘訣があれば是非教えてもらいたいものです。

最後までだめだった成績はこちらから。

今回の私の収穫は、無風のテイクオフが少し上手になったくらいかな。それ以外は随分後退してしまった感じです。初心に立ち戻りまた出直したいと思います。
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スーパーファイナル2017 in コロンビア 10日目

今日は、朝方にザーっと雨は降ったものの、今までとは違いテイクオフからの視界良好です。平野も日が当たってピカピカしています。まずまずのコンディションになるだろうとのことで、南にドーンと下る86キロタスクが組まれました。

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スタート前の上がりはとても良く、雲の横でリッジしたり、沖に行ったり、山に行ったり、時間がたっぷりあったのであれこれしながら楽々待つ事ができました。久しぶりにバンバンのいいコンディションです。

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スタート後もバンバンのコンディションは続いたのですが、サーマルがバブリーで遅れて入るともう無くなっていたりして、遅れ気味な私はトップグループと同じリズムで進めず徐々に離されてしまいました。それでも見える範囲で後追いしていると、山方向から違うルートを辿って来たグループが出現、めちゃ高いです。トップグループがスタックしていたのでこちらのグループに合流し、まんまとトップグループ出し抜いてまずまずの順位でゴールすることが出来たのでした!結果オーライ的な感じではありますが、沈鬱な気分が晴れるゴールとなりました。
ただ、、、ゴール上空で雨が降り始め、降りてから慌ててパッキングしたのですがグライダーは相当濡れました。ドロドロにしたり濡らしたり、、、グライダーには災難な日々の連続です。ふぅ。

多少上がった成績はこちらから!

昨日はやや遅れ気味ながらも気分よく飛べました。そして気付きました。私の飛び方は、コンディションがいい日にしか通用しないんだと。コンディションが弱くてゆっくりレースが進むような時は飛び方を変えないとだめなのだと。いつも一本調子で当たりの時だけ偶然に勝てていたんだなぁ、としみじみ感じました。常勝する人たちは、その日その日のコンディションに合わせてフライトスタイルを変えているに違いありません。これに気付けただけでも収穫かな。そんなことすぐ分かると思うでしょうが、中々自分の飛び方を変えるつーのはできないんですよねぇ。。。まだまだ学ぶ事たくさんのコンペ、諦める事無く上を目指して頑張りたいと思います!

スーパーファイナル2017 in コロンビア 9日目

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今日も朝から土砂降り。さすがに今日は、、、なんて感じでしたが、やがて雨は上がりガスで真っ白なお山に上がりました。

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連日の雨でテイクオフはそうとうぬかるんでます。ドロドロの上にグライダーを開かなくちゃならないのでかなり悲しいですが、ゲートは開けられたので行くしかありません。今日はシリンダーに入ったり出たりの61キロタスクです。

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テイクオフ直後はこんな感じの曇り空。雨上がりで地面は相当濡れているはずなのにリフトがあるんです。マジカルロルダニーロ、ホントにスゴい所です。

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さてレースはというと、、、何故毎日同じようなミスをしてしまうんでしょうね。。。頭が相当イカレてしまっているようです。中盤あたりでグループから取り残され、一人旅に。それでも今までは頑張ってゴールしていたのに今日はそれすら出来ず、敢え無くゴールから10キロ手前にランディングしてしまいました。ガックリです。

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芝の綺麗な場所に降ろせたのですが、テイクオフで付いた土でグライダーはドロドロです。こんなにまでして飛んだのに不甲斐ない結果で愛機ENZO3ちゃんに申し訳ない気持ちで一杯です。

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路傍の野花でささくれた気持ちを癒してもらいました。ハー、、、ため息ばかりです。

見るに忍びない結果はこちらから

あと2日、少しでも軌道修正できる飛びを目指したいと思います。

スーパーファイナル2017 in コロンビア 8日目

今日は早朝から雨がシトシトシト。気温も低くてロルダニーロでもついにキャンセルか、と思われましたが、9時半頃から日が射し始めテイクに上がりました。

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今年はワールドカップが開催され始めてから25周年という記念の年とのことで、各大会で優勝したことのある選手が集められ記念撮影となりました。最多勝利は聖子ちゃんの12回、残念ながら今日はテイクオフに姿を見せてくれなかったので一緒に撮れませんでした。そして2番目はじゃじゃーん、私の7回!意外と勝ってました!(スーパーファイナル制になった2009年からのカウントです。ペトラはスーパーファイナル制になる前にもっと勝ってるような気がします。そして総合はさすがに競争が厳しく、すごい男子でもそんなに何度も勝てないようです)
SゆきさんもAっちゃんも優勝経験があるので一緒にパチりです。日本人女子、レベル高いです。

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こちらは今回参加の女子たち全員でパチり。

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さて本日のフライトですが、集団と飛ぶ・自分で判断しない・突っ込まないを心がけて飛びました。コンディションは朝にあんなに雨が降っていたのに、渋いながらもレースをするには充分なリフト、マジカルロルダニーロの本領発揮です。

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今日はぐっと自分を抑えて慎重に飛べたおかげで、そう遅れもせずソコソコいいポジションで最終パイロン前10キロ地点につきました。先頭グループは少し大回りコースを進んでいます。ここでいままで抑えていたヨコシマな気持ちがむくむくむく、先頭グループが向かった進路とは別の少人数が進んだ近道コースを選択してしまったのでした。もし絶好調ならこれが大当たりになるところなんですが、、なにしろヨコシマに目がやられているのでいいコースを選べるはずもありません。。。自分のダメさ加減にがっかりです。

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選んだコースのリフトは弱く、でも出し抜こうとしているので強いサーマルを求めてズンズン進んでしまい、あわや地上人となるところでしたが、ヨコシマチームで協力し合いなんとか復活。へいこらしながらゴールを目指していたのですが、今度は大雨のカーテンが大接近!でも上げないとゴールに届かないのでこんな至近距離で、雨カーテンから吹き出す風にもみくちゃにされながら頑張ってあげてラス2ゴールを決めました。はー疲れました。そしてこんなダメな自分に超腹が立ちました。

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晩ご飯は、お魚の美味しいレストランがあるとのことでチャレンジに出かけました。こちらは大当たり!ロブスターが丸ごと入ったプレートでも1700円くらい。お値段もお安いですが味付けも良くてもう大満足なディナーとなりました。コロンビアのお食事、めちゃうまいです。お腹も全然大丈夫。

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今日は日本人全員ゴール、そしておいしい食事とあってみなさんご機嫌です。センタリング中の話やらなんやらで大盛り上がりしていたら、お隣の席のブラジル人に「日本人はいつも静かに食事しているイメージなので、こんなに大騒ぎすることがあるなんてびっくりだよ。いいことだ!」と言われました。

迷走中な成績はこちらから。

明日こそ、イイトビができますよーに!

スーパーファイナル2017 in コロンビア 7日目

1日レストDAYを挟んで迎えた後半戦。昨日はたっぷり休んだので元気はつらつなハズなのですが、気持ちばかり空回りで歯車の合わない飛びは修正できておらず、今日も道半ば、途中降車となってしまいました。がっくりです。

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スタート前のダミーからの空の状況の報告は、雲に覆われ率95パーセント、サンダーストームも一部見られる、とのこと。飛び始めましたらやはりその通りで、スタート前こそ山際の雲の吸い上げで雲底で待つ事ができましたが、スタートしてからはサバイバルゲーム。どのグループに属するかで大きく明暗が別れました。でも最初、私たちのグループをリードしていたはずのシャル・カズさまは、いつの間にやらトップグループにジャンプアップしていてトップゴール(リーディングポイントが低かったのでタスクトップではありませんでした)、運だけではありませんね。勝てる人はしっかり勝てる。何が違うのかさっぱり分かりません。ただいま暗黒に突入な感じです。。。

がっかりな成績はこちらから

現在、総合3位はフランス女子のローリーちゃん。めちゃすごいです。彼女以外にもフランス女子のメリルは総合14位。今大会、女子が総合で大躍進中です。体調不良で休場中の聖子ちゃんがいたら、、、更にすごかったことでしょう。
残り4日、少しでも何かを掴み軌道修正できればと思います。。。

スーパーファイナル2017 in コロンビア 5日目

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今日も朝から曇り空、テイクオフはどっぷり霧の中です。その霧の中に騎馬警官たちがいました。たくさん人が集まって来たら、さっと騎乗して霧の森の中に消えて行きました。かっちょよかったです。

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レースは81キロ、また雨が降るかもしれない予報なので山から離れた平地を行ったり来たりで組まれました。
私はスタート前に大勘違いをしてへんちくりんな方向に迷走してしまいましたが、なんとか戻って間に合いました。ふう、危なかった。ちょっと遅れ気味で先頭集団を追う形の展開、今日は雲量が多くて晴れ間が少ないので上がりが今ひとつ。なので先頭はスピードアップできないようで、いい感じで徐々に追いついていくことができました。

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ラスト20キロくらい、雲がびっしり張ってしまい日が当たっている所が遥か先までありません。先頭に追いつきそうなポジションでしたが、ここは無理をせず時間をかけてきっちり雲底までつけてから次のサーマルに向かう事にしました(今日は後半になってからかなり冷静にレースができました!)。これが大正解で、10キロ以上に渡ってサーマルがなく、低めにスタートした前を行くグライダーたちは次々と果てていきます。高めグループの我々は、対地100mくらい(丁度これくらい高めでスタート)でステイするのがやっとのちょ〜弱いサーマルにしがみついて耐え忍んでいましたところ、徐々に晴れ間が出始め、やがてしっかりしたサーマルとなって、ゴールに到達する高度を獲得することができたのでした。サーマルがしっかりして来たら「ヒャッホー!」とか「うおー!」てな感じでアチコチで雄叫びがあがっておりました。うんうんうん。ということで、今日はかなりラッキーポイント使っちゃいましたが、いいポジションでゴールできたのでした!

ちょっとだけ前進した成績はこちらから!

明日はレストDAY。ゆっくり休んで、後半戦頑張ります!

スーパーファイナル2017 in コロンビア 4日目

今日は朝から昨日より更に不穏な雰囲気。大気が不安定な雰囲気がありありでしたが、マジカルウエザーがあるかもしれないと、テイクオフに上がりグライダーを開くなどして準備を進めました。そしてブリーフィングが始まり66キロのタスクが発表され、ホントに飛べるのか怪しみながらもGPSにルートをインプットしていましたら、黒雲にわかに広がり雨が降り始めちゃいました。

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屋根のあるブリーフィングスペースにパイロットとグライダーがぎゅうぎゅう詰めです。わたしは早い段階でグライダーを押し込んだので自分は入れませんでしたがグライダーはセーフ、人間だけ木の下で雨宿りしました。でも木の下でもボッタボタ雨粒が当たるほどの大降りでした。

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でも私はバーグハウスの雨合羽があったので、大雨でもご機嫌へっちゃら。「俺もそのカッパの中に入れてくれと」、何人ものパイロットに言われました。ふふふん。いざと言うときの備えは大切です。

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小30分ほどで雨は止み、太陽も見えて来たのでゲートがオープンされ、みんなで黒い雲の空の下に飛び出しましたが、先行きめっちゃ怪しい雰囲気です。アチコチで雨が降っています。ホントにレースができるんでしょうか??無線ではレベル3(危険なのでレース続行不可のレベル)コールがちらほら。

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スタート10分前くらいから急激に上がりが良くなり、雲が益々黒くなって来て、もう堪忍してくださいぃぃ、って感じのところでタスクキャンセルコール、助かりましたぁ。速攻でランディング方向に向きを変えスパイラルして降ろしました。皆で大スパイラル大会です。降りた1分後には土砂降りなりました。でもランディングには大きな屋根付きの広場があったので悠々畳む事ができたのでした。

さてさて、本日14日付けの日本経済新聞のNIKKEI The STYLE ライフ面に私の記事が掲載されることになりました!日本の経済に興味のある方・パラグライダーにしか興味の無い方・どちらでも無い方、お時間と新聞代がありましたら是非ご覧くださいませ!

明日こそ頑張りマッス!

スーパーファイナル2017 in コロンビア 3日目

夜中に雨が降ってしまい朝から湿度は高め、不穏な雰囲気です。予報も雲底は地を這うと出されていましたが、ここはコロンビア。オーガナイザーが予報は当てにならない、ここはマジカルウエザーなんだ!だそうで、81キロのタスクとなりました。ほんとにその通りでいつもよりはやや渋めの上がりでしたが、充分なリフトがあり順調にタスクは進みました。自分は上げきらないまま先に行ってしまう突っ込み癖がまだ少し残っていまして、序盤は良かったんですが中盤くらいから徐々に遅れだし、第2グループっぽい集団(集団がばらけてアチコチに点在してたのでどこが2番手かわからない)と移動、ゴールまであと15キロくらいと迫ったところで山方向で大雨が降り出しました。雷も鳴ってる。。。ゴールはその雨から離れた方向なので、それ急げーってな感じでみんなで先に先に急ぎましたが、コンディションが終わってしまい、残り8キロくらいのところで敢え無くランディングとなりました。残念。先頭集団にいないとゴールできない日でした。

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緑がきれいなランデイングは、その下が湿地の泥沼と聞いていたので、収穫後のサトウキビ畑に降ろさせてもらいましたが、やっぱりちとドロドロでした。

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夜はガッツリステーキを食べて、明日に向けてパワーアップです。5年前に来たときは外食してお腹を壊してしまいひどい目にあったので、2年前の世界戦では1回も外食しなかったのですが、今回は毎日外食。いいレストランを3軒見つけましてそこを巡回しています。外人選手が沢山来ているので多分大丈夫でしょう。コロンビアのお肉は、安くてめちゃうまいです。5年前に来たときに比べると町とか人の雰囲気が経済的に豊かになった感じがするので衛生面も良くなったのかもしれません。

いけてない成績はこちらから!

フライト写真が全然とれません。写真を撮る余裕がないのは、低く突っ込みすぎているからに違いありません。レース中も写真が撮れるような心に余裕が持てる飛びを心がけたいと思います!

スーパーファイナル2017 in コロンビア 2日目

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コロンビアの大会はお手伝いの若いお兄さんがたくさんいて随分楽させてもらっています。統制が取れていて動きもキビキビしていて気持ちいいです。そして意外な事に時間に正確。コロンビア侮れません。

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テイクオフにはお巡りさんもたくさんいます。危ないのか安全なのか、微妙な感じです。でもみんなノンビリしているので危ない感はないです。


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さて肝心な本番2日目のフライトですが、、、だーめだめでした。スタート直後から突っ込み癖が勃発してしまい、もう止まらなくなって降りる直前までいってしまいました。はー、危なかったです。ギャンブル依存症みたい。で、そこから上げ直すのが大変でして、ようやく雲まで上げた頃には回りに誰もおらず、びりっけっつ一人旅に。今日は鳥さんにも見捨てられたようで、一人寂しく進んでいたところ、新手の助っ人が現れました。なんと水色と白のシマシマパンツのようなゴミ袋が上昇気流に乗って私のところまできて回りを回り、その後気流のシフトに合わせて回りながら移動してくれたのでどこが上昇帯か分かったのでした。はうぅー、ゴミ袋さん、ありがとう。それでなんとか頑張って、100キロタスクをぶっちぎりラストゴールで決める事ができました。よかったですぅ。あまりの遅さに点数は全くつきませんが、毎日ゴールしていたらいい事があるに違いありません。と信じることにします!

不甲斐ない成績はこちらから!

明日こそ、いい飛びができますよーに。

スーパーファイナル2017 in コロンビア 初日

今日から本番。朝ご飯をがっつり食べ、気合い入れてテイクオフに上がりました。

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前の大会の時もそうでしたが、兵士さんががっつりガードしてくれています。頼もしいです。でも何からガード?という疑問はありますが。。。バイクの二人乗りで兵士さんたちが現れたので慌てて写真を撮ったら、後ろに乗ってた方が「いいね!」ポーズをしてくれてました!コロンビアの人、よい方多いです!

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この日も最初は雲底が低く日照も少なかったのですが、レースが進むに連れてフラットはサーマル天国に大変身。恐くなくてサーマルも豊富でパラグライダーにはとってもいいところです。

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Sゆきさんはゼノに乗り換え絶好調。S川さんとAっちゃんは色々あってゴールのほんのちょっと手前にランディングしちゃったようです。私も色々やっちゃって大分遅れましたが、無事ゴールです。またやらないように書き留めておきます。
(1)今日はテイクオフから6キロ地点のEXITスタート(スタート時間以降にテイクオフから半径6キロのラインを超えたら、スタートできたことになる)。でも6キロ以内で空中待機できなかったので6キロより外に出て待っていて、スタート時間に合わせてINしてまた出る事にしたのですが、計器の表示を見間違えてINする前に折り返してしまいスタートしたことになっておらず、行って折り返してまた戻って出てのゴムひもスタート、、、ダメダメスタートでした。
(2)去年の世界選手権で知り、もはや達人になったつもりだったトレランスの計算(例えばシリンダーサイズが20キロだった場合、5%は誤差と見なされるので20.1キロで折り返してもポイントを取った事になる。レース中の100mは大きい)。今回のタスクは25キロシリンダー(誤差125m)と33キロシリンダー(誤差165m)があるのでトレランスを計算してGPSにインプットして飛ぶのは超重要。しかし何を血迷ったのか、外側にシリンダーライン(25.125キロと33.165キロが正解)を設定するべきところを内側(24.875キロ、32.835キロ)に設定して飛んでしまったのでした。つまり人より250m+330m=580m余計なことをしたのです。レース距離は84キロ、その中の580mなんて、、、と思われるかもしれませんが結構重要なのです。
(3)コース距離計算で使用する測地系、世界選手権はFAIスピア、ワールドカップはWGS84。2つ持っているGPSのうち片方はワールドカップ用に直したけど片方は直さなかったので、ナビゲーションが2つのGPSで合わなくて飛んでいて非常に不安。トレランスの設定に何やら違和感を覚えながら(結局は間違っていた)飛んでいたので、更なる不安がかき立てられて、トランジット中にGPSをチャカチャカ触って中々集中できませんでした。
全く何年レースしてるんでしょうね。頑張らなくちゃです!
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プロフィール

平木啓子

Author:平木啓子
☆スカイ朝霧パラグライダー
 スクールインストラクター
☆パラグライダー選手として
 世界各地の大会で奮戦中
☆2009年、2013年 
 ワールドカップ
 女子世界チャンピオン
☆北海道出身
☆静岡県在住

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