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平木啓子の奮戦記

大会の様子やイベント事など、平木啓子とパラグライダーにまつわるお話を更新予定!

ワールドカップ ルーマニア 練習日&初日

3年ぶりにヨーロッパ遠征にやってまいりました!
まずは初めて訪れる国、ルーマニアでワールドカップに参戦です。久しぶりすぎて、あれこれ忘れててあわあわしています。日本での大会にはボチボチ出てるんですが、なんか準備不足というか初心者に戻っちゃったというか、そんな感じで新鮮な気分でドキドキしています。
24日にルーマニアの首都、ブカレストに到着。そこでレンタカーを借り、600km走って大会が開催されるClopotivaっていう小さな村に来ました。いやー、ほんとに小さな村で何もありません。小さなスーパー(売店?)が1件ありましたが、田舎どはハンパないです。ということで、我々は近くのHategという、それなりな町に一軒家を借りて10日間滞在することにしたのでした。我々とは、大人な日本人4人です。もう一人日本人の若者が参加していますが、彼は川のそばで地元フライヤーと一緒にキャンプしてて(正規のキャンプ場ではない)、お風呂は川で水浴びという現地人(原始人?)化しているようです。若いっていいですね!

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25日練習日はめっちゃいいお天気!60キロの練習タスクが組まれ、じっくりエリアを観察しながらゆっくり回りました。この日がいつもどおりだったのか、特別だったのか、とっても良いコンデションで、難なく60キロはクリア。奥は森林限界を超えた3000m近い山々が連なり、前は緩やかに起伏する盆地が広がり、あちこちにサーマリがあって、なんだかとっても楽しいフライトができそうな予感です。

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さて本日は初日。朝から雨でテンションダダ下がりです。雨がアガってもサンダーストームが来るとの予報でしたので、早々とキャンセルが決まり、お城観光に来ました。ルーマニアといえば、ドラキュラ伯爵のお城が有名ですがちと遠いので、今日は近場のフニャド城見学に来ました。近場で軽く観光、って気分で来ましたが、ルーマニアの古城5選らしく、ものすごく見応えありました!中世を舞台にしたゲームに出てくる古城そのもの。騎士や王女様が出て来そうな雰囲気でした。敷地内には拷問博物館もあって、ギロチンがバーンと入り口近くに置かれてましたが、入場している人はほとんどいませんでした。拷問の道具が展示されているのかな。表の写真を見ただけで気持ち悪かったです。

さてさて明日はいい予報!しっかり寝て英気を養って、頑張りたいと思います!
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朝霧餡子フライト

今日は雨予報だったので、お客様ゼロ、スクール生1名。でも朝は晴れていてソアリングできそうだったので、それじゃあってことで飛ばさせて頂きました!機体はZENO2のSサイズです。
雲の合間のまったりソアリング。75kgー90kgのところ77kgで試乗しました(75kgで乗ってみてほしいとのリクエストがありましたので・・・)。旋回は1回転か2回転したらもくもくだったので、ハッキリとは言えませんが、軽めだと持ち味のくりっくり旋回じゃなくて、普通に旋回しやすい乗り味、て感じです。浮きは抜群!アクセルは、1段目2段目(ハーフ)くらいまでは早いなーて感じ、そして3段目のフルアクセル・・・ええ!ってくらい前が突っ込んできたのですぐ戻しちゃいました。フルアクセルはかなりのものかもしれません。。。

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前にNASAの大会の優勝賞品としてアンドーナッツ頂いたんですが、送ってくださいました木下製餡さんは「あんこエナジードリンク」も出しておりまして(マッスルのために小豆はブームだそうです)、フライト中に飲んでる写真を送ってほしい、とのことでしたので本日なんとか撮影いたしました!普通のエナジードリンクは、気圧の関係で高度を稼いでから蓋をあけると飛び出してきちゃう、という噂がありましたが、このねっちり感でしたら飛び出す心配はなさそうです。そして栄養満点で美味しい!!地上に降りてから完食いたしましたぁ。

さてさて、明日からヨーロッパ遠征行ってまいります!ルーマニアPWCーフライマスターオープン(マケドニア)ーマケドニアPWCの3戦予定です。不調からの脱却&優勝めざして頑張ってまいります!応援、宜しくお願いします。

2022鳴り蔵カップ1日目

新潟県魚沼市で開催中の2022鳴蔵カップ来ています。コロナで2年間開催を見送って来たので、3年ぶりの開催とのこと。週末のお天気予報はイマイチでしたが、「鳴蔵だから」が合言葉のように全国から70名の選手が集まりました。
初日11日は、15時頃から雨が降り始める予報でしたので、短めの30キロタスク。曇りベースでブレークするかどうかわからないような状況だったので、自由にスタートできるエラップスというスタート方式となりました。
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今回は、ファルホークさまの最新鋭機・ZENO2での参戦です。日本に入りたてピッカピカのおニュー、海外では開発者自ら乗って、ワールドカップで勝っちゃうような大注目のグライダーです。これでトップゴールを決めてセンセーショナルデビューだぁ!なーんて鼻息荒く乗り込んだんですが、、、結果は散々でございました。。。お貸しくださいましたファルフォーク様申し訳ございません。ZENO2は物凄く良いです。乗り手がダメ過ぎでした。浅はかな思考、チグハグな行動などなど、全て乗り手に起因する失敗でございました。頭の中、どうなっちゃったんでしょう。何か切り替えなくちゃです。。。

さてさて、本番での試乗の印象ですが、前のブログで「すごく動く」、なんて書きましたが、適正重量+ノーマルコンディションで乗りましたらそうでもありませんでした。乗りやすいです。まあでもコンディションに敏感には反応します。でも軽量生地グライダーに乗り慣れた人だと気にならないレベルなのかもしれません。旋回性は抜群。スピードは、残念ながらファイナルグライドでENZO3と争うというシチュエーションに持っていけなかったので分からないのですが、アクセルをハーフ以上踏むと、グライドが少し悪くなるように感じました。とは言っても自分のせいでダメダメなフライトをさせてしまったので、真価はまだまだ分かりません。これから発揮されると思います。

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静岡県民ですが、今回も新潟県民割を利用させてもらいまして、滅多に泊まれない温泉宿に宿泊しました。ボッチ夕食ですが、新潟牛がついた豪華なお食事堪能しました。温泉もとーっても良かった。空いていたので湯船で溺れそうになりながら長湯させてもらいました。英気を養ったので、また頑張りたいと思います!

ついに日本上陸!ZENO2(MS)試乗しました!

本日ファルホークさまにZENO2のMSサイズが届きましたので、早速試乗させていただきました!
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お昼前の配送で届いて検品してからの試乗ですので、午後の風が落ち着いたコンディションで飛べるかと思いきや、突き上げ突き落とし強風のかなりのハードコンディションでの試乗でした。
他に飛んでいたのはタンデム機のみでしたので、他機種と比べたわけではないのですが、飛び出した瞬間、はやっ!って感じたので、もしかして巡航速度はENZO3より早いかもです。ブレークは重めですが旋回性は抜群にいいです。アクセルも軽くてスムースに踏めます(あまりたくさんは踏んでないです)。翼は硬い感じでENZO3だったらクワガタになったんじゃなかろうか、って突き上げにも潰れる気配はなく、タンデム機が潰れてる横でもかっちりしてました。ただ、荒れてたせいなのか、軽めで(MAX100kgのところ90kgと下限寄り)乗ったせいなのか、そういう味付けなのか、風の動きに翼が敏感に反応して、あれあれコンディションではチャカチャカしてました。リフトがあるとグイグイって、食いついてく。長いトランジットだといいリフトを拾って上がっていきそうなイメージではある。でも乗り慣れるには、ちょっと時間がかかりそうなじゃじゃ馬かもしれないです。
次回は、重めで穏やかコンディションで飛んでみたいです。

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シャークノーズは更にお鼻が長くなりました。立ち上げは、空気さえ入ればフワフワ〜ピタ!って感じ。

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トグルのボタンが磁石になっていい感じ。でもトグルが分厚くなったので巻いて持ちづらいかも。

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ウインナーバック、めちゃくちゃいいです!生地も軽いしドンピシャサイズ。きれいに短い時間でたためます。

色々、楽しみですね!

2022スカイグランプリ in 尾神

5月14日・15日に新潟県上越市の尾神岳で行われたJリーグ第3戦、2022スカイグランプリ in 尾神に参戦してまいりました!

14日土曜日は、あいにくの雨予報でもし雨がやんだとしても強風だろうということで、朝ゆっくり出発しました。スカイ朝霧のお仕事を手伝ってから行こうかなーとも悩みましたが、せっかくお休みとったので、Google先生の道案内に従って下道で新潟までゆっくりドライブすることにしました。3回の休憩を入れて300kmを7時間、白樺湖やら菅平やらを通る高原リゾートドライブは空いていてとっても楽しうございました。
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尾神岳方面の景色はこんな感じ。落ち着いた気分でドライブできました。


15日日曜日は、予報はまずまずながらどんぐもりな空模様。それでもダミーを出したらは上空でステイしているので36キロのタスクが組まれました。スタートは各自好きな時間にスタートしていいエラップスという方式で、先にスタートして先行して飛んだらリーディングポイントてのがたくさんつくけど、コンディションが良くなるのを待ってからスタートし短い時間で回ってゴールしたら基幹となるタイムポイントがたくさん貰えるというもので、いつスタートするか悩ましいコンディションでした。
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と、どうしようかぐずぐずしてたら知らぬ間にテイクオフが大渋滞に。。。否応なしにゆっくりスタートとなってしまいました。グライダーを担いでまだかまだかとテイクオフの順番を待っていると、上空の先行グループはスタートし始めました。うううー、うーんうーん(心が乱れてます)。遅い方が条件が良いかもしれないから焦らない焦らない、と自分に言い聞かせていましたが、出遅れ感は満載です。この心の乱れがのちの大チョンボに繋がってしまったように思われます。。。(チョンボとは麻雀用語で、牌を一つ多く取ってしまうなどのうっかりミスのこと。と言うか、うっかりから勝負に絡めなくなる大失態のことですね)
さて何をしてしまったかと言いますと、自分が1周目を回った時に先行するグループと合流、この時自分は2周回遅れだったので手前のターンポイントで折り返さなくちゃいけなかったのに、何を勘違いしたか折り返すべきターンポイントを過ぎても先行グループを追従、1キロほど無駄に進んでから間違いに気づいたのでした。。。バカバカ。これだけでも大失態なのに、慌てて折り返した後プチパニックになってルートが分からなくなり、確認するためナビゲーション画面をピコピコ操作。低い高度で森も近く、前を見たり画面を見たりとあわあわ操作していたので、どうやら「ターンポイントを次に進める」ボタンを押してしまったようです。そのことに気づかずにナビゲーションが指し示すターンポイントへ向かいました。つまり通過すべきターンポイントを1つパスして次のターンポイントに進み、その後のコースを回ってゴールに向かったのでした。バカバカバカー。

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途中でサブのナビゲーションがあらぬ方向(正しいルート)を指しているのに気づき、もしかしてもしかしてダメかも・・・と思いながらのゴール。

やっぱりゴールできていなかった、悲惨な成績はこちらから。。。

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総合表彰 1位和田さん2位杉下さん3位橋本さん廣川さん 5位岩埼さん6位中目さん おめでとうございます!
尾神はいつもの人じゃない人が勝ちます。いいですね。沖が好きな面々に勝機があったように思われます。

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女子表彰 1位中目さん 2位四方さん 3位木村さん おめでとうございます!
2位3位の女子は、最近オープンクラスのグライダーに変えたお二人。女子の上位争いは益々熾烈になってきましたね!

反省点てんこ盛りの今大会
①大会直前にナビゲーションのレイアウトを変えて、試し飛びしなかった。めちゃ見辛かった。
②大会直前にナビゲーションに「ターンポイントを次に進める」ボタンを追加した。練習フライトならショートカットすることあるから使うけど、本番には必要ない。
③タスクのターンポイントがたくさんあって、面倒になって地図でルートを確認しなかった。ナビゲーション通りに飛べばいいやと思ってしまった。
④様子を見過ぎて出遅れた。いつでも出れる準備をしとかなくちゃ。
⑤先行グループに合流した時我を忘れて追従してしまった。常に冷静に冷静に。焦らない焦らない。
⑥ナビゲーション画面をピコピコ操作していた時に何か不味いことをやってしまったような感触があったのに、よく確認せずにそのまま猛進した。ターンポイントをミスすれば、その後のフライトは無効になるので、多少遅れてもしっかり確認するべきだった。
⑦サブのナビゲーションが違う方向を指してて、おかしいおかしいと思いながら確認しなかった。
⑧同じようなタイミングで飛んでいた他の選手が、違う方向に飛んでいったのを見てあれ?って思ったのに深く考えなかった。

地上に降りたら色んなことが見えてくるんですけどねー。飛んでると脳みそは30%くらいしか使えていないそうです。もっと冷静に冷静に空中で収集した情報を分析して飛ばなくちゃっと思います。。。

大会を開催してくださいました尾神岳の皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
今回の尾神は、日が当たるタイミングでブワーっと沖が活発になって、なんかエリアの新しいポテンシャルを感じました。また来年もよろしくお願いいたします。

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プロフィール

平木啓子

Author:平木啓子
☆スカイ朝霧パラグライダー
 スクールインストラクター
☆パラグライダー選手として
 世界各地の大会で奮戦中
☆2009年、2013年 
 ワールドカップ
 女子世界チャンピオン
☆北海道出身
☆静岡県在住

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